市立大町図書館

長野県大町市にある公共図書館 ウィキペディアから

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市立大町図書館(しりつおおまちとしょかん)は、長野県大町市にある公共図書館。旧図書館に隣接する地に、1999年(平成11年)10月1日に新築開館した[4]。開館と同時にコンピュータと自動貸出機を導入した[4]。体育館・児童館・文化財センターなどの教育関連施設が集まる西公園の一角にある[1]

概要 市立大町図書館, 施設情報 ...
市立大町図書館
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施設情報
前身 町立大町図書館[1]
大町公民館図書部[1]
大町市立図書館[1]
事業主体 大町市
管理運営 大町市
建物設計 県設計[2]
開館 1942年8月[1]
所在地 398-0002
長野県大町市大字大町4710-6[2]
位置 北緯36度30分30.8秒 東経137度51分5.3秒
ISIL JP-1001686
統計・組織情報
蔵書数 15万1,287冊(2020年[3]時点)
条例 市立大町図書館設置及び管理に関する条例(昭和45年6月27日大町市条例第25号)
職員数 7名、うち専任1名(2018年)[3]
公式サイト http://www.city.omachi.nagano.jp/indexpage/indexpage060/index00034.html
地図
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歴史

1942年(昭和17年)8月、町立大町図書館として設立し、1948年(昭和23年)2月に大町公民館図書部となる[1]1954年(昭和29年)7月、北安曇郡大町が周辺村と合併し大町市となったことに伴い、大町市立図書館に改称した[1]

1970年(昭和45年)10月に新図書館が竣工し、同年10月12日に開館式を挙行した[1]。1999年(平成11年)10月1日、旧館の隣地に新館が開館した[4]

特色

大町市は北アルプスの山麓にあることから、山岳関係図書の収集に力を入れている[5]。2018年(平成30年)12月16日には開館20周年記念イベントを開催し、大町市出身の小説家である新津きよみのトークイベントなどを行った。

2012年(平成24年)8月1日には、信州大学附属図書館との間で連携協定を締結し、資料の連携、相互貸借、OPACの相互連携、図書館イベントの合同実施などに取り組んでいる[6]。2017年(平成29年)10月1日には、北アルプス連携自立圏北アルプス地域)図書館相互利用が開始され、連携自立圏の居住者は市立大町図書館、池田町図書館松川村図書館白馬村図書館小谷村図書館で貸出カードを作成することが可能となった[7]

特殊コレクションとして、社村の庄屋文書(約80点)と中村白葉記念文庫(約4,000冊)を保有する[8]。中村白葉記念文庫は、白葉の娘婿・中村融から寄贈された白葉の旧蔵書であり、『世界文学全集』やロシア文学関係資料、フョードル・ドストエフスキーアントン・チェーホフらの全集などがある[9]

施設

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エントランス

建物は飛騨山脈(北アルプス)の風景になじむように県設計が設計した[2]

  • 所在地 - 長野県大町市大字大町4710番地6
  • 構造 - 鉄筋コンクリート造、地上2階[2]
  • 延床面積 - 1,726.94m2
  • 配置
    • 2階 - 地域資料室・保存図書コーナー・視聴覚室(学習室) ほか
    • 1階 - エントランスホール・じゅうたんコーナー・児童図書コーナー・一般閲覧コーナー・AVブラウジングコーナー ほか
      • 児童図書は雪だるま、一般図書は岳(やま)をイメージした木製書架を採用している[2]

交通

脚注

参考文献

外部リンク

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