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かつて北海道足寄郡陸別町にあった北海道ちほく高原鉄道の駅 ウィキペディアから
川上駅(かわかみえき)は、北海道足寄郡陸別町字利別川上62[3]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。国鉄・JR北海道池北線時代の電報略号はハミ。事務管理コードは▲110514[4]。
木材資源を搬出することを目的として、1920年(大正9年)に設置された。 1924年(大正13年)の記録では市街地もあり、市街地人口150人、周辺人口1,350人、総戸数300戸であった[5]。
昭和初期までは駅裏土場の利別川側に富士製紙の流送木材陸揚網羽も設置されており[6]、1923年(大正12年)には年間乗降数29,000人(1日あたり約80人)の利用があった[7]。また、第二次世界大戦後も陸別営林署の伐採事業による当駅の利用があったが[2]、トラック輸送への切り替えのほか、木材需要の低迷などが原因となり昭和30年代後半には周辺がほぼ無人地帯となったこともあって徐々に利用が少なくなり、国鉄時代末期は1日あたりの統計上の利用者数が0人の状態がつづいていた。
川上駅周辺は最低気温がマイナス30度を下回る日本でも有数の極寒地として知られているほか、駅舎の状態や付近が無人地帯であることから、大学のサークルにおける「耐寒合宿」でも使用された[8]。
廃止時点で、一部の普通列車も当駅を通過していた。
地名より。もともと当地は「ポントゥㇱペップトゥ(pontuspet-putu)」(子なる利別川・の口)」と呼ばれていたが、利別川の川上にあることから「川上」と名付けられた[16]。
周囲に民家は全くない。廃線直前の状況では数十メートル先に鉄道官舎が一軒あっただけであった。現在は携帯電話の中継所となっており、歩哨小屋風の東屋が建っている。
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