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能登金剛(のとこんごう)は、石川県能登地方(羽咋郡志賀町)に位置する景勝地。福浦港から関野鼻までの29kmにわたる海岸をいう[1]。
能登半島国定公園の代表的な景観の一つである。松本清張の小説『ゼロの焦点』(1959年刊行)の舞台となったことで、全国にその名を知られることになった。石川県の「新ふるさと探勝50選」に選定されており、ヤセの断崖、増穂浦、福浦には遊歩道が整備されている[1]。また、能登金剛遊覧船により3隻体制で遊覧船が運航されている[2]。
一帯の海岸は日本海の荒波によって浸食されたもので、名称は対岸に位置する朝鮮半島有数の景勝地、金剛山(現北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国江原道に所在)に由来し、それに匹敵する景観という意味合いを持つ。見所としては巌門、関野鼻、機具岩、ヤセの断崖、碁盤島、吹上滝、増穂浦、玄徳岬などがある。歌川広重は六十余州名所図会の『能登 瀧之浦』に巌門、不動の滝、鷹の巣岩を描いている。
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