岸川真
日本の作家 ウィキペディアから
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岸川 真(きしかわ しん、1972年 - )は、長崎県長崎県生まれの作家、フリー編集者。東京都中央区月島在住。
母子家庭で育つ。長崎県立長崎南高等学校卒業。山口大学人文学部中退。アルバイト生活を経て、日本映画学校(現・日本映画大学)に入学・卒業。在学中より商業目的の音楽ビデオ制作などを行う。佐藤忠男に師事した。卒業後、助監督、出版社「ソフトマジック」勤務を経て、フリーランスの編集者に。その後、数冊の映画関係書の編集をてがけ、「『映画評論』の時代」(カタログハウス)を師、佐藤忠男と共に上梓。
「借金中毒列島」「球漫」(伊集院光がラジオ放送中に彼の名前を何度も呼びかけ、原稿の遅れを詫びた逸話がある)などの、著書刊行インタビューに従事。青島幸男との本はなぜか出版されずになっている(戦後民主主義とタレント議員をテーマとし ていたという)。以後、岩波新書や岩波現代文庫、岩波ジュニア新書で編集を続け、「映画秘宝」でも執筆していた。主な彼の担当者は、佐藤忠男、おかだえみこ、滝本誠、青山南、筒井康隆、高橋源一郎という顔ぶれであった。他に雑誌編集者として「伝説マガジン」に関わった。
インタビュアーを担当した「作劇術」(岩波書店 2006)が縁となり新藤兼人に師事、才能がないと考えて断筆していたシナリオを書き始める。樫原辰郎らと共にプロアマ混合の映画文化刷新団体「映画末期」を立ち上げる。また『文藝』『文學界』など文芸誌に小説を発表している。
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