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日本の農学者 ウィキペディアから
山田 康之(やまだ やすゆき、1931年〈昭和6年〉10月31日 - 2021年〈令和3年〉8月15日[1][2])は、日本の農学者。京都大学名誉教授。植物分子細胞生物学の研究を行った。
大阪府生まれ。京都大学農学部卒業、京都大学大学院修士課程修了[3]。数十年にわたり、京都大学を研究の拠点とし活動。植物分子細胞生物学研究の権威。細胞を大量培養する実験系を確立。これらの培養細胞系を用いて、次々に新しい研究分野を開拓し、植物分子細胞生物学の基礎とその応用に大きく貢献。特にアルカロイドを高産生する培養細胞を用い、その生合成系の解析とその生合成系を遺伝子工学的に改変した分子育種学の新しい道を開く。その研究の成果はネイチャー誌にも掲載され、世界的に高い評価を得た。
1997年から2001年まで奈良先端科学技術大学院大学長を務めた[4]。日本人の全米科学アカデミー外国人会員であった。
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