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日本の厚生労働技官 ウィキペディアから
山本 尚子(やまもと なおこ、1960年10月14日 - )は、日本の医師、医学者。学位は医学博士(岡山大学・1991年)。国際医療福祉大学大学院 国際保健・感染症学分野 教授(分野責任者)、同大国際医療協力センター長(併任)。専門は国際保健学など[1]。
厚生労働省大臣官房総括審議官や、WHO(世界保健機関)事務局長補[2]などを歴任。WHO事務局長補時には新型コロナウイルス感染症対策に尽力した。
岡山県岡山市出身。北海道小樽潮陵高等学校を経て[3]、1985年札幌医科大学医学部卒業[1][4]、横浜市衛生局医官。環境庁大気保全局自動車公害課を経て[5]、1991年岡山大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士[1][6]。同年ジョンズ・ホプキンズ大学公衆衛生大学院に留学[7][5]。同大公衆衛生学修士(MPH)の学位を取得[1][7][5]。
1992年厚生省保健医療局エイズ結核感染症課課長補佐。1995年佐世保市保健環境部長。1998年厚生省保健医療局臓器移植対策室長補佐[7][5]。2000年浦安市助役[7][5]。2004年外務省国際連合日本政府代表部参事官(経済開発分野および保健・衛生・環境分野担当)[7][5][8]。
2007年千葉県医療福祉部理事[8]。2009年防衛省人事教育局衛生官。2011年厚生労働省健康局疾病対策課長。2014年厚生労働省北海道厚生局長。2016年厚生労働省大臣官房審議官(国際保健・医療展開担当)[5][7]。2017年厚生労働省大臣官房総括審議官(国際担当)[9]。同年厚生労働省大臣官房総括審議官(国際保健担当)[7][1]。
同年WHO(世界保健機関)事務局長補(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ及びヘルス・システム・クラスター担当)[7][10]。2021年WHO事務局長補 退官[11]。2022年国際医療福祉大学大学院医学研究科 医療福祉経営専攻・医療福祉国際協力学分野 特任教授。2023年国際医療福祉大学大学院医学研究科 公衆衛生学専攻 国際保健・感染症学分野 教授(分野責任者)、同大国際医療協力センター長(併任)[1]、日本WHO協会理事[12]。
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