山口県立萩美術館・浦上記念館(やまぐちけんりつはぎびじゅつかん・うらがみきねんかん)は山口県萩市にある美術館。なお、同施設の建設計画は、県立の文化施設を県内各地にバランスよく配置する意図をもって、下関市の山口県国際総合センター(海峡メッセ下関)と岩国市のシンフォニア岩国の建設と一体をなすものとして、推し進められた。
山口県立萩美術館・浦上記念館 | |
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施設情報 | |
専門分野 | 浮世絵・東洋陶磁・陶芸 |
収蔵作品数 | 浮世絵類-約5,500点、東洋陶磁類-約500点、陶芸類-約750点 |
館長 | 二井関成 |
事業主体 | 山口県文化振興課 |
管理運営 | サントリーパブリシティサービス(指定管理者) |
建物設計 |
本館:丹下健三/丹下都市建築設計 陶芸館:金子信建築事務所 |
延床面積 |
本館:5,177.79m2 陶芸館:2,417.94m2 |
開館 |
本館:1996年(平成8年)10月14日 陶芸館:2010年(平成22年)9月11日 |
所在地 |
〒758-0074 山口県萩市平安古586-1 |
位置 | 北緯34度24分34秒 東経131度23分39.7秒 |
アクセス | 萩バスセンターより徒歩15分 |
外部リンク | https://hum-web.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
概要
浮世絵・東洋陶磁・陶芸の3つのジャンルを専門とする美術館。萩市出身の実業家浦上敏朗が収集した浮世絵・東洋陶磁などを山口県に寄贈したことを契機に、1996年(平成8年)10月14日に開館した。2010年(平成22年)には、400年の歴史を有する萩焼をはじめとする陶芸の振興を目的に、新たに陶芸館を増築・開館した。
中国山東省との友好関係を基軸に中国考古、文物関係の展覧会や共同研究を行うことが特徴である。このような長期間での考古、文物関係を中心とした展覧会事業は日本のみならず中国においても滅多に見られず、貴重なものである。
2008年(平成20年)に日本の陶磁専門公立博物館で構成される組織「陶磁ネットワーク会議」に加盟した[1]。
2009年(平成21年)に発行された、日本の観光地を案内する旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド」では2つ星の観光施設として掲載され、改訂第2版(2011年(平成23年)5月13日発行)においても2つ星を獲得した。
2011年(平成23年)度より山口県立美術館(山口市)と一括して指定管理者制度を導入。シンフォニア岩国の運営管理で実績のあるサントリーパブリシティサービス株式会社(サントリーホールディングスの子会社)により管理されている。
施設
建築
本館
- 設計・監理 - 丹下健三/丹下都市建築設計
- 工期 - 1994年(平成6年)10月21日 ~ 1996年(平成8年)3月27日
- 開館 - 1996年(平成8年)10月14日
- 構造 - 鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上2階
- 敷地面積 - 11,747.45平方メートル
- 建築面積 - 3,194.1平方メートル
- 延床面積 - 5,177.79平方メートル
陶芸館
利用情報
交通アクセス
主な所蔵品
脚注
関連項目
外部リンク
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