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小林牧場(こばやしぼくじょう)とは千葉県印西市小林にある地方競馬(大井競馬)の施設(牧場・トレーニングセンター)である。正式名称は大井競馬小林牧場、施設管理者は東京都競馬である。
八王子牧場の廃止に伴い、1965年に大井競馬に所属する競走馬の育成・調教、休養を目的として中央競馬に先駆けて開場されたトレーニングセンターである。(中央競馬最初のトレセンである栗東トレセンは1969年開場)最初は厩舎は設置されなかったが、大井競馬場厩舎区域が手狭になり1975年に小林分厩舎が設置される(後述)。
2008年2月には地方競馬界初の調教用坂路コース(全長1050m、坂路部分400m、勾配3%、全天候型馬場(ニューポリトラック))の導入が決定され、2009年2月23日着工、2010年1月に完成[1][2]。同年6月から運用が開始された[3]。新コースは大井・小林所属馬だけではなく、浦和、船橋、川崎所属馬、さらには条件付きではあるが他の地方競馬所属馬にも開放されていることから、南関東所属馬はもとより地方競馬全体のレベルアップを図る拠点として重要性が増すことが期待されている。
また小林牧場は桜の名所でもあり、千葉県選定「房総の魅力500選」にも選ばれ、吉高の大桜と併せて印西市の2大花見スポットと称されている[4]。春になると屋台・露店が多数出店するほどの賑わいとなる。
上記のように1975年に設置され、2023年現在では13名の調教師が厩舎を構えている[5]。競馬開催時には馬運車で大井競馬場まで輸送している。
厩舎名はいずれも小林所属時。
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