寺田眞浩
日本の化学者 ウィキペディアから
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寺田 眞浩(てらだ まさひろ、1964年2月14日 -)は、日本の化学者。専門は反応有機化学。研究テーマは、有機分子触媒による未来型分子変換の開拓であり、医薬品や農薬、機能性材料の合成を効率的に、かつ環境に優しく行うためにはどのような方法があるかを研究する第一人者のひとりである。東北大学教授。2017年、「高機能性有機酸ならびに有機塩基触媒の創製」により、有機合成化学または有機合成化学関連産業の発展のために著しく貢献する研究または発明をなした研究者に授与される有機合成化学協会賞を受賞。
東京都立狛江高等学校を卒業後[1]、東京工業大学(のちの東京科学大学)工学部化学工学科に進学し、同大学大学院理工学研究科化学工学専攻博士前期課程修了、同大学大学院理工学研究科化学工学専攻博士後期課程中退。
1989年4月、東京工業大学工学部化学工学科助手、1997年4月、東京工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻助手、2001年7月 東北大学大学院理学研究科化学専攻助教授(トロポノイド記念研究室)を歴任し、2006年4月より 東北大学大学院理学研究科化学専攻教授(反応有機化学研究室)として研究教育活動に従事。
その他、1999年9月 - 2000年8月、文部省在外研究員(Harvard大学Dept. Chemistry and Chemical Biology M. D. Shair教授)、2005年4月 - 2006年3月、北海道大学触媒化学研究センター触媒機能評価部門客員助教授、2015年12月 - 2018年12月、上海交通大学客員教授を務めた[1]。
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