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日本の漫画家 ウィキペディアから
太刀掛 秀子(たちかけ ひでこ、1956年2月13日 - )は、日本の漫画家。愛称「デコたん」。1970年代から1980年代にかけて、集英社の月刊漫画雑誌『りぼん』で少女漫画作品を発表する。
広島県呉市出身。1973年、広島県立広高等学校在学中に『雪の朝』で「りぼん新人漫画賞」で大賞を受賞し、同作品でデビュー。初の大賞受賞者となった。以後、『りぼん』とその姉妹誌に作品を発表、当時の「おとめちっく」路線の担い手として活躍する。その間に広島女学院大学に進学する。
陸奥A子・田渕由美子らと同じ「おとめちっく」路線に分類されるが、繊細なタッチの絵柄で少女らしい淡い恋心を描きつつ、病気や死、児童虐待、家族の絆など、重い題材を扱ったシリアスで内省的な作品も多い。
フォークグループ・かぐや姫のファンであり、キャラクターとしてよく作品に登場させていた。1978年には『りぼん』誌上で南こうせつと対談したこともあった。
1986年1月号の『りぼん』に掲載された『星聖夜』を最後に、ストーリー漫画作品の発表はしていない。
夫の仕事の都合で外国暮らしが長く、インドやアメリカに在住していた。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の時にはアメリカに住んでいたらしい。
発表誌は『りぼん』と姉妹誌の『りぼんオリジナル』。数字表記のあるものは連載。
集英社 ファンタジーメルヘン1 原作モーリス・メーテルリンク
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