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太倉市
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太倉市(たいそう-し)は中華人民共和国江蘇省に位置する省直轄の県級市であり、しばらく蘇州市に代理管轄されている。
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地理
中国の東海岸、長江沿岸に位置する。東は、長江を挟んで崇明島を臨み、南は上海宝山区、嘉定区、西には崑山市、北は常熟市に接している。上海市中心部より北西に50km、蘇州市中心部より50kmの距離にある、いわば上海市中心部から最も近い都市である。
歴史
「太倉」という名前は紀元前の呉の太子皇帝の倉に由来するとされている。
中国の有名な航海家鄭和が航海の際に出発した場所である。三国時代には重要な港であった。元のときに最も栄え、「世界一の港」であった。
民国元年(1912年)太倉州と鎮洋県が合併し、太倉県となる。中華人民共和国となり、初めは蘇南人民行政公署のちに江蘇省蘇州地区専員公署、1983年3月より蘇州市に属す。1993年3月、県より市に県級市に昇格した。
行政区画
経済
- 蘇州太倉港は、1万t級の船が進入できる港湾整備が進んで、国内外14ヶ所の航路がある。内陸河川港としては、世界最大級の規模となる。産業は、精密機械機器、製紙、石油化学興業など。日本、アメリカ、イギリス、韓国、ドイツなどから企業が進出しているが、なかでもドイツ系企業の進出が目覚しい。
交通
鉄道
- 沿江線が計画中。
- 上海市の地下鉄を太倉まで延伸する計画がある。
道路
港湾
- 蘇州太倉港
- 航路 - 山口県下関市の蘇州下関フェリーが、下関港国際ターミナル - 江蘇省蘇州太倉港のフェリーを運航している(現在は旅客営業を休止して貨物専用)。
観光
南広寺、海天禅寺、鄭和紀念館、梅花草堂など
姉妹都市
出身者
関連項目
- 2005年バレーボール女子アジア選手権(太倉で開催)
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