『大阪物語』(おおさかものがたり)は、1957年に劇場公開された日本映画。吉村公三郎監督作品。原作は井原西鶴、溝口健二。
当初は溝口健二監督作品として企画され、二代目中村鴈治郎、三益愛子主演でクランクインした人情悲喜劇。溝口が三益に「ちょっと病院に行ってくる」と告げて病院に行くと白血病だとわかり、急遽入院し、そのまま急死した。吉村公三郎が引継ぎ、三益の代わりに浪花千栄子が起用された。主演は鴈治郎だが、クレジットでは売り出し中の市川雷蔵の名がトップとなっている。
- 仁兵衛:中村鴈治郎
- お筆:浪花千栄子
- 忠三郎:市川雷蔵
- おなつ:香川京子(少女時代:竹野マリ)
- 吉太郎:林成年(少年時代:国米曠)
- 市之助:勝新太郎
- 滝野:小野道子
- 綾衣:中村玉緒
- お徳:三益愛子
- 星野権左衛門:東野英治郎
- 河内屋:山茶花究
- 新屋:十朱久雄
- 天王寺屋:天野一郎
- すえ:滝花久子
- お竹:万代峰子
- 熊本内膳正:南部彰三
- 医者:三代目林家染丸
- 源六:西川ヒノデ
- 庄吉:伊達三郎
- 堀惣右衛門:玉置一恵
- 宗兵衛:四代目浅尾奥山
- 木賃宿の亭主:石原須磨男
- 木賃宿の女房:堀左和子
ほか
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.
Remove ads