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大阪府と兵庫県の道路 ウィキペディアから
大阪府道10号・兵庫県道100号大阪池田線(おおさかふどう10ごう・ひょうごけんどう100ごう おおさかいけだせん)は、大阪府大阪市西淀川区から同府池田市に至る主要地方道(大阪府道・兵庫県道)である。通称、大池(おおいけ)・空港線(大阪市内では、みてじま筋、淀川通とも)。
1932年(昭和7年)に開通した指定府道大阪池田線(産業道路)は現在とは異なる経路で阪急宝塚本線に並行し、開通当初から国道への昇格運動があり、戦後に指定県道神戸豊岡線の一部・指定府県道池田西脇線の一部と合わせて二級国道176号福知山大阪線へ昇格され、現在の一般国道176号本道である。
ここでは現在の主要地方道大阪池田線について記述する。
現在の大阪池田線は1956年(昭和31年)に大阪空港連絡道路として計画され、1959年(昭和34年)に一般府県道となり1963年(昭和38年)7月に開通した。
なお、並行する阪神高速11号池田線の法定名称は一般府県道高速大阪池田線(路線番号なし)である。
大阪市西淀川区内の区間を除きほぼ全線阪神高速11号池田線に沿った路線で阪神高速道路の高架を挟んで上下独立した一方通行路の構造をとる。大阪市と北摂地域・名神高速道路・大阪国際空港・中国自動車道とを結ぶ重要路線である。豊中市内では、国道176号が併走するが、交通量は本路線が上回る。さらに東を並走する国道423号(新御堂筋)とともに災害発生時の緊急車両通行の指定路線となっている。
大阪市と豊中市の境界を流れる神崎川に架設されている大豊橋付近でわずかに兵庫県尼崎市にかかるため、兵庫県道としての番号も割り当てられている(管理者は大阪市と大阪府および兵庫県の協定により大阪府である)。
幅員は並走する国道176号(服部以北の丘陵地は2車線となる)より広く、車線も一部を除き片側2車線または3車線であるが、交差する各道路とは平面交差になっているところが多く、昼間は信号待ちによる渋滞がよく発生し、必ずしも走りやすい道とは言えない。とりわけ空港前、走井、上津島、加島、歌島橋の各交差点は渋滞が激しく、事故の危険も高い。
南行き車線の名神高速道路豊中IC跨道橋部分に高さ制限3.7mの区間があり、車両制限令規格内車両の一部に、通行不能なものがある。
なお、歩行者および自転車は、西淀川区内で神崎川に架かる橋と西島川に架かる橋を渡ることができない。そのため、中島の北端近くまで行って国道43号を通るか、一番近い道でも、住宅地を通って西島との橋を渡り、島の北端まで迂回する必要がある(直進方向は中山鋼業の敷地になるため)。
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