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『大切な仲間たち 〜ねずみ物語〜』(たいせつななかまたち ねずみものがたり)は2007年4月にサンリオより刊行された日本の絵本。また、これを原作としたアニメ映画が『ねずみ物語 〜ジョージとジェラルドの冒険〜』として2007年12月に公開された。また、これを原作にした舞台作品が『ちっちゃな英雄』として2015年6月27日から2018年5月27日までサンリオピューロランドにて上演された[1]。
著者の辻信太郎によってねずみ物語の原稿が1987年以前に執筆されて、未完成のまま長らく放置されていたが、ピューロランドの当時の館長である佐藤誠(現サンリオエンターテイメント社長)に続きを執筆するよう勧められたことが契機となり、その後さまざまなスタッフの協力の元、一冊の本として纏められたものである[2]。絵本に使われている挿し絵はシュガーバニーズのデザイナーでもある深沢和美が担当した[2]。
2007年12月22日に全国松竹系にて公開された[3][4]。アニメパートと実写パートの2部構成。実写パートの出演者として大後寿々花が出演。同時上映は『シナモン the Movie』。制作費は2作品合わせて5億円。リスク抑制のため製作委員会が結成され作品が製作されている[5]。2020年1月1日にNHK Eテレにて地上波放送されている。その他、カートゥーンネットワークで放送された際も英語ローカライズ版が使われている。
小学館の小学一年生にて2007年11月号から2008年3月号まで連載された。作画は足立美由紀。てんとう虫コミックスで「大長編・大切な仲間たち〜ねずみ物語〜」として単行本化された。登場キャラクターもほぼ同じだが、劇場版の人間キャラクターが登場しなかったものの、漫画版のオリジナルキャラクターである人間キャラの「キョウイチ」と「アオイ」が主人公となり、「ジョージ」と「ジェラルド」が副主人公となっている。
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