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変形!ヘンケイ!トランスフォーマー(へんけい ヘンケイ トランスフォーマー)は日本でタカラトミーが2008年3月に発売を開始したトランスフォーマーの玩具シリーズ。ハズブロにより欧米中心に2006年11月から展開されたTransformers Classics および2008年の継続シリーズTransformers Universe(Classics 2.0)の商品に、カラーリングの変更などを施した物でメッキ処理がどこかに追加されている(ただし、ミニボットのように例外的に施されていないものもある)ものが多いのが特徴。
Transformers Classics のラインナップは全て Generation-1 (G1) など過去の作品のキャラクターを現在の技術でリメイクしたもの。
G1シリーズ(主に初代、ザ・ムービー)を中心に選抜されたキャラクターで構成されている。Classics自体は2007年に公開された映画までの「繋ぎ」の役割を持つシリーズと噂されていたが、「Classics2.0」としてラインナップが展開中であり、G1シリーズ以外のキャラクターも登場し始めている。
Classics 版と比較して変形!ヘンケイ!版は配色がG1アニメ風のカラーリングにより近いものになっている。テックスペックはG1のものが基準となっており、キャラクター名も日本では馴染み深い名称(例:Rodimus⇒ホットロディマス)で表記されている。ただし、商標上の都合でサイバトロンストリークやデストロンオクトーンのように名前の前にそれぞれの軍団名が付く場合もある。
講談社の幼年誌『テレビマガジン』にて、2008年3月号より雑誌連載が開始され、『フィギュア王』、『ハイパーホビー』などの玩具情報誌ではシリーズの最新情報を掲載中。また、『月刊コミックブンブン』で漫画が連載された。
イベントや通販限定の商品(スカイワープ、サンダークラッカー、およびコンボイ クリスタルverは含まれない)に当てられる名称で、新規でロゴも作られた。
2008年10月、変形!ヘンケイ!シリーズとしてではないが Universe の商品が日本で発売された。メッキ処理はされていないが、配色はUniverse版から大きく変更されている。
『WELCOME TO TRANSFORMERS 2010』キャンペーンとして、総司令官オプティマスプライム(コンボイ)と騎士ロディマス(ホットロディマス)のクリア版セットが、キャラホビ2010限定発売。ロディマスは変形!ヘンケイ!版から、オプティマスプライムはCLASSIC『THE ULTIMATE BATTLE OPTIMUS PRIME vs. MEGATRON』版のOPTIMUS PRIMEから。
2006年11月から海外で展開したシリーズ。実写映画版の制作に対してG1を意識したシリーズであり、企画当初は「Prequel」という名称であった。
日本ではEZ(イージー)コレクションの名で数体販売されていた、『ギャラクシーフォース』の玩具「Legends of Cybertron」の色替え。
『Cybertron(ギャラクシーフォース)』シリーズとして新規開発されていたものだが、クラシックシリーズのラインナップが少ないためにクラシックシリーズとしてラインナップされた。
2008年にスタートしたシリーズ。Classicsの継続ラインであり、国内の「変形!ヘンケイ!」と同時に展開したため、日本と海外でほぼ同時に発売された商品が多い。
2010年からスタートしたシリーズ。ユニバースの継続ラインであり、G1だけでなくアクティヴィジョン制作のゲーム作品『Transformers War for Cybertron(以下WFC)』などのキャラクターも含まれている。日本では「トランスフォーマー ユナイテッド」として2010年末から国内展開を開始した。
ハズブロの会報に封入された、クラシック版のキャラクターが活躍する。BotConでの限定コミックにも登場予定がある。
マーベルコミック版トランスフォーマーの世界観と繋がりがあり、アクションマスターのスカイフォール/Skyfall、ランドクェイク/Landquakeが別次元に飛ばされたところから始まるマニアックな内容。
コンボイ、メガトロン、グリムロック、ジェットファイヤー、リジェが今作の姿で登場する。他にウルトラマグナス、スカイワープ、ストロングアームや、アクションマスターのスナール/Action Master Snarlも登場。
変形!ヘンケイ!の商品に付いてくる小冊子に載っている津島直人が描く連載漫画。近未来の東京で地球のエネルギーを強奪し、人間をエネルギー採取用の奴隷にしようとするメガトロン。しかし、その情報を人間との情報提供ネットワークで早急に察知したコンボイが現場に駆けつけるという場面から物語は始まる。第1話はコンボイ、バンブル、グリムロック、リジェ、メガトロン、スタースクリームに付属。第2話はアストロトレイン、第3話はホットロディマスと、発売された時期によってストーリーが異なる。第3話までは連続ストーリーだったが、それ以降は1話完結型が多くなっている。
『月刊コミックブンブン』2008年11月号より津島直人による漫画が連載された。地球人の少年星ノ海ワタル(ほしのうみ ワタル)を中心に、星野町を舞台としたエネルゴンをめぐるサイバトロンとデストロンの戦いを描く。
『テレビマガジン』2008年2月号からの、津島直人によるイラストと、玩具を使ったジオラマ写真による連載。エネルゴン(G1とは違い金色)をめぐるサイバトロンとデストロンの攻防を描く。
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