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城山スズメ

鹿児島県の南日本放送で放送されているラジオ番組 ウィキペディアから

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城山スズメ(しろやまスズメ)は、南日本放送(MBC)で放送されているラジオ番組。毎週月曜から金曜まで放送されている。

概要 城山スズメ, ジャンル ...

概要

1953年昭和28年)10月10日、ラジオ南日本として開局した日にスタートした。同日に放送を開始した『希望のリボン』と共に、日本のラジオ番組では60年以上続いている最長寿番組のひとつ。番組内容は、最近のニュースや音楽、鹿児島県の情報、リスナーからの投稿が中心である[1]。音楽は、リクエスト曲を中心に一日10数曲が流され、公式ウェブサイトにも記載されている。かつてのMBCラジオには、深夜の洋楽番組『ユアヒットパレード』以外の番組では洋楽を流さないという方針があった事もあり、かかる音楽は邦楽が中心である。

番組名は、当時の放送部長により決定された、番組名の城山は鹿児島市にある「城山」、スズメは「他愛もないお喋り」を意味する。テーマ曲として松平晃伏見信子のデュエット曲「花言葉の唄」のインストゥルメンタルを使用しており、1968年(昭和43年) - 1981(昭和56年)年は佐良直美の「世界は二人のために」を使用していた。

1978年(昭和53年)1月 - 1989年(昭和64年)9月には、MBCテレビでもネットされていたTBSの『ザ・ベストテン』でのラジオ総合ベスト10に、当番組のリクエストランキングデータがMBCのデータとして毎週送られ、用いられていた。パーソナリティである采野吉洋は、『ザ・ベストテン』で鹿児島地区の追っかけマンを務めており、『ザ・ベストテン』の番組内では、『城山スズメのベスト10』[注釈 1]と呼称していた。

2010年代中盤までは、午後4時台に「MBCヘッドラインニュース」があり、基本的にこの時間の司会者で担当していたが、原則はアナウンサー担当だったものの、司会がタレントのみの際はタレントがニュースを読んでおり、猪俣睦彦野口たくお二見いすず[注釈 2]笹田美樹が経験している。また、この直後には「MBCニューズナウ」の告知で藤原一彦アナが登場していた。

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放送時間

1953年10月10日の番組開始時は平日16:25 - 16:40の15分番組であり[2]、1961年(昭和36年)から1時間、1973年(昭和48年)から2時間と拡大された。日曜も放送があった時は、15:00 - 16:50に放送されていた。2008年(平成20年)3月までは、週末の当時間帯がワイド番組に内包されることもあったが、城山スズメ枠として前述の音楽を流してきた。しかし、同年4月からは毎週日曜に『おッつゥ〜かごしま』が放送開始された[注釈 3]事で、開局から形式上続けられてきた全日放送は、同年3月30日を最後に途切れた。

『おッつゥ〜かごしま』と『Hello!みちようび』の2番組は元々、城山スズメの日曜日として扱われていた。『ズバッ@RADIO〜青だよ!たくちゃん!〜』は、司会進行の野口たくお美坂理恵が青だよ!たくちゃん!の番組が開始された直前の月まで、コンビで城山スズメの火曜日を担当していた事もあり、当初の青だよ!たくちゃん!は城山スズメの土曜日版ともされていた。なお、MBCラジオの土曜日と日曜日の番組表においては、城山スズメのタイトル文字は2010年4月版からは消滅している[3]

  • 月曜 - 金曜 13:30 - 16:40 (2015年10月から)

過去の放送時間

月 - 金
  • 14:50 - 16:50 (1993年3月まで)
  • 14:30 - 16:50 (1993年4月 - 2008年3月)
  • 14:00 - 16:40 (2008年4月 - 2015年9月)
土曜日
日曜日
  • 15:00 - 16:50 (1999年4月から2010年3月まで、『日曜ワイド竹丸・知子のみなみなサンデー』→『みなみなサンデー“竹丸のネェさんとヨイッショ!”』→『おッつゥ〜かごしま』の枠内に入る)
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出演者

番組開始時は、放送日に出勤したアナウンサーが1人で担当し、1964年(昭和39年)4月から曜日固定担当制となる。1973年(昭和48年)7月に2人体制に変更したものの、1987年(昭和62年)には再度1人体制に変更された。2005年(平成17年)4月以降は、再び2人体制となる。

2005年(平成17年)4月4日からはパーソナリティを大幅に変更し、長年パーソナリティを務めた猪俣睦彦が降板した。その後、猪俣は2007年(平成19年)4月から1年ほど復帰し、2009年(平成21年)4月3日から金曜担当で2度目の復帰を果たす。2010年(平成22年)4月からは木曜日を担当していたが、2011年(平成23年)3月23日を最後に勇退した。また、同じく30年あまり出演し続けた植田美千代も、2011年(平成23年)3月21日でレギュラー出演からは退き、その後はピンチヒッターとして代理出演をしている。

2011年(平成23年)4月4日放送からは土曜日の『うねうねWEEKEND』で人気を博した采野吉洋笹田美樹が月曜から金曜までを担当し、平日のパーソナリティ統一は番組開始以来、初となる。2022年(令和4年)10月7日から豊平有香岩崎弘志が金曜パーソナリティを担当。2023年(令和5年)10月からは豊平に代わり小野鼓太郎が担当。

現在のパーソナリティ

★はMBCの局アナウンサー、☆はMBCタレント

月曜日〜水曜日
木曜日
金曜日

歴代パーソナリティ

要約
視点

基本的には曜日固定制であった。

さらに見る 期間, 月 ...
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夜の城山スズメ

かつて1985年度から1988年度まで、平日のナイターにおけるオフ期間[注釈 4]10月から3月までの午後7時台から午後8時台に、『夜の城山スズメ』を放送していた時期があった。パーソナリティは、当日の昼の『城山スズメ』のパーソナリティがそのまま『夜の城山スズメ』も兼任していた時があった。以下は、各時期のパーソナリティであり、太字は、当時の同曜日の昼[注釈 5]のパーソナリティである。

1985年10月 - 1986年3月

放送時間:月曜日 - 金曜日 20:00 - 22:00

1986年10月 - 1987年3月

放送時間:月曜日 - 金曜日 19:40 - 21:00

  • 月曜日:有馬孝栄有川美穂
  • 火曜日:荒田香津丸町田祐子
  • 水曜日:城光寺剛薗山麗
  • 木曜日:伊太地山伝兵衛村山雅子
  • 金曜日:田辺令吉平石夕喜

1987年10月 - 1988年3月

放送時間:月曜日 - 金曜日 19:40 - 21:00、土曜日 19:00 - 21:00

1988年10月 - 1989年3月

放送時間:火曜日 - 金曜日 19:40 - 21:00

  • 火曜日:植田美千代、城光寺剛
  • 水曜日:猪俣睦彦、山崎典子
  • 木曜日:古川廣生稗田尚子
  • 金曜日:采野吉洋木戸宏実
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参考文献

  • 南日本放送・編 『MBC50年の軌跡』 2004年。

脚注

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外部リンク

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