浙江毅騰足球倶楽部(簡体字中国語: 浙江毅腾足球俱乐部、せっこうきとう-そっきゅうくらぶ、Zhejiang Yiteng Football Club)は、かつて中華人民共和国の浙江省紹興市をホームタウンとし、中国プロサッカーリーグ(中国乙級)に加盟していたプロサッカークラブ。2022年解散。
歴史
大連鉄路足球倶楽部(大連鉄路隊)が誕生する。
大連鉄路隊が乙級リーグに参加する。
大連鉄路隊が大連鉄路局からスタジアムの提供を受け、毅騰集団がトレーニングの経費を受け持つ。乙級リーグで3位に入り、甲Bリーグ(今の甲級リーグ)に参加が決まる。
大連鉄路隊が乙級リーグに降格となり、毅騰集団が出資してクラブ名が大連鉄路毅騰足球倶楽部となる。
毅騰集団が正式にメインスポンサーとなり、クラブ名が大連毅騰連鉄足球倶楽部となる。
乙級リーグに降格した大連順発足球倶楽部と合併。また、ホームタウンを鞍山市に移し、鞍山毅騰連鉄足球倶楽部となる。
昇格に向け有望であったが、昇格プレーオフの際行われた抽選において"6、9事件"[1]が起こる。大連実徳に800万元でチームの選手を譲り渡す形で、チームは一度解散となる。
12月20日、新たにハルビンをホームタウンとして哈爾浜毅騰足球倶楽部としてクラブを立ち上げ、中国サッカー協会からも了承を得る。翌年より再びリーグに参加する。
乙級リーグ北区で優勝、昇格プレーオフでも2位になり、甲級リーグへの昇格を決める[2]。
16試合連続未勝利という不名誉な記録を作るものの、フフホト黒馬足球倶楽部が解散することになり、降級を免れる[3]。
ホームタウンを煙台市に移し、クラブ名を煙台毅騰足球倶楽部(簡体字中国語: 烟台毅腾足球俱乐部)に変更。リーグ前半戦は健闘し昇格圏につけるが、後半戦に入ると全く勝てなくなり、再び乙級リーグへ降格となる。
ホームタウンを再び大連に移し、クラブ名称を大連毅騰足球倶楽部に戻す。
乙級リーグ北区で2位に入るものの、昇格プレーオフでは3位決定戦で敗れ昇格を逃す。
大連から新たに参加した大連阿爾濱は甲級リーグで首位を快走、元々大連実徳が超級リーグに参加していたこともあって、大連でクラブの発展を図ることは難しいと判断。ホームタウンを再びハルビンに戻し、クラブ名も哈爾浜毅騰足球倶楽部に変更する[4]。乙級リーグ北区で2位になり昇格プレーオフに進出、プレーオフでも重慶足球倶楽部を破って優勝し、甲級リーグへの再昇格を決める。
甲級リーグで2位に入り、超級リーグへの昇格を決める[5]。
本拠を浙江省に移し、チーム名を「浙江毅騰足球倶楽部」に変更する。
- 2021年
紹興柯橋越甲足球倶楽部に改名。
- 2022年
解散。
タイトル
国内タイトル
- 中国サッカー・乙級リーグ:1回
- 2011
過去の成績
参考:中国足球資料[6]
シーズン | ディビジョン | 中国FAカップ | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||
1989 | 乙級リーグ | 5位 | ||||||||
1991 | 乙級リーグ | 5位 | ||||||||
1994 | 乙級リーグ | 8 | 3 | 5 | 0 | 20 | 15 | 6 | 3位 | |
1995 | 甲級リーグ | 22 | 6 | 4 | 12 | 20 | 36 | 22 | 10位 | |
1996 | 乙級リーグ | 3 | 0 | 0 | 3 | 4 | 7 | 0 | 4位 | |
1997 | 乙級リーグ | 3 | 1 | 0 | 2 | 5 | 5 | 3 | 3位 | |
1998 | 乙級リーグ | 3位 | ||||||||
1999 | 乙級リーグ | 10 | 3 | 5 | 2 | 11 | 8 | 14 | 3位 | |
2006 | 乙級リーグ | 16 | 9 | 5 | 2 | 26 | 16 | 32 | 2位 | |
2007 | 甲級リーグ | 24 | 4 | 7 | 13 | 18 | 36 | 19 | 12位 | |
2008 | 甲級リーグ | 24 | 5 | 10 | 9 | 28 | 35 | 25 | 13位 | |
2009 | 乙級リーグ | 12 | 4 | 2 | 6 | 17 | 15 | 14 | 5位 | |
2010 | 乙級リーグ | 21 | 9 | 6 | 6 | 28 | 22 | 27 | 4位 | |
2011 | 乙級リーグ | 19 | 14 | 2 | 3 | 38 | 9 | 36 | 1位 | |
2012 | 甲級リーグ | 30 | 13 | 6 | 11 | 53 | 43 | 45 | 4位 | 2回戦敗退 |
2013 | 甲級リーグ | 30 | 18 | 6 | 6 | 55 | 29 | 60 | 2位 | 3回戦敗退 |
2014 | 超級リーグ | 30 | 5 | 6 | 19 | 35 | 56 | 21 | 16位 | 3回戦敗退 |
2015 | 甲級リーグ | 30 | 11 | 14 | 5 | 43 | 31 | 47 | 5位 | 2回戦敗退 |
2016 | 甲級リーグ | 30 | 11 | 5 | 14 | 39 | 49 | 38 | 13位 | 2回戦敗退 |
2017 | 甲級リーグ | 30 | 8 | 8 | 14 | 35 | 46 | 32 | 13位 | 2回戦敗退 |
2018 | 甲級リーグ | 30 | 10 | 7 | 13 | 43 | 53 | 37 | 12位 | 3回戦敗退 |
2019 | 乙級リーグ | 30 | 12 | 5 | 13 | 34 | 41 | 41 | 16位 | 3回戦敗退 |
2020 | 乙級リーグ | 位 |
歴代監督
歴代所属選手
- 朴晶煥 2007-2008
- ミオドラグ・アンジェルコビッチ 2008
- 盧亨求 2014
- ロメオ・カステレン 2017
参考
脚注
外部リンク
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