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兵庫県神戸市中央区の町名 ウィキペディアから
加納町(かのうちょう)は、兵庫県神戸市中央区の町名の一つで、旧生田区東端、旧生田川河道上にあたる。郵便番号:650-0001
南北に非常に長く新神戸駅周辺の山際から旧海岸線までがこの町の範囲である。一見途切れている様に見えるが五丁目はフラワーロード上のみにあり、その下に地下商店街さんちかがあるが、さんちかで使用されている住所はすべて、管理者である神戸地下街株式会社の所有する神戸交通センタービルの立地する三宮町一丁目10番1号で取り扱われている。北東で僅かに葺合町と接し、東は北から順に熊内町、生田町、布引町、雲井通、小野柄通、御幸通、磯上通、八幡通、磯辺通、浜辺通、南は新港町、西は南から海岸通、東町、江戸町、三宮町、北長狭通、中山手通、山本通、北野町、北が神戸港地方。北から順に一~六丁目がある。
明治中期から区制施行まで「神戸」を冠して神戸加納町と呼ばれていた。昭和6年(1931年)より神戸区、昭和20年(1945年)より生田区、昭和55年(1980年)より中央区。
旧・生田川の河川敷で、右岸下流に設けられた外国人居留地が河川の氾濫の被害を受ける事から、明治4年(1871年)6月に河道の付け替え工事が行われ、旧河川敷13万8千m2を一番が和歌山町の有本明、二番が神戸上組の加納宗七で落札し、談合の結果共同で市街地再開発を行う事になり、同年11月から埋立工事、中央の延長1600m・幅18mの道路の東西に街区が作られ明治6年(1873年)5月に完成の際西側に加納宗七に因み加納町と名づけられた[1]。加納宗七はその他、旧生田川下流を開いて港を作り、加納湾と呼ばれ、一緒に工事に関わった有本明に因み有本町の地名も用いられたが町名として定着しなかった。神戸港の大修築工事で加納湾は無くなった。[2]
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