加田克司
日本の囲碁棋士 ウィキペディアから
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加田 克司(かだ かつじ、1931年3月18日 - 1996年8月24日)は、日本の囲碁棋士。大分県別府市出身、日本棋院所属、木谷實九段門下、九段。加納嘉徳、大平修三とともに戦後新三羽烏と言われた。堅実な碁風で、特に序盤に時間をかける長考で有名。また現代における詰碁創作の第一人者と評されていた。
中華民国青島市に生まれる。1945年4月に一家で祖父のいる天津に疎開。1946年3月に帰国し別府に住む。この年8月、中学3年の時に、神戸から別府を周遊した木谷實と五子局を打って勝ち、三子で負けるが、入門を認められ、木谷門下の戦後第1号として11月から内弟子となる。1947年初段。1948年二段。1950年三段。1951年四段。1953年五段。1960年八段。
1962年王座戦決勝に進み、宮下秀洋に0-2で準優勝。1967年九段。1988年棋聖戦九段戦5位で、最高棋士決定戦出場。
義理の子に日高敏之八段。加藤正夫が木谷門に入るきっかけを作った人物としても知られる。
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