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『加奈 〜いもうと〜』(かな いもうと)は、1999年6月25日にディーオーより発売されたアダルトゲーム[1]。
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
---|---|
対応機種 |
Windows(Win、おかえり!!) Classic Mac OS(Mac) PlayStation Portable(PSP) |
開発元 |
ディーオー 高屋敷開発(おかえり!!) レジスタ(PSP版) |
発売元 |
ディーオー 高屋敷開発(おかえり!!) サイバーフロント(PSP版) |
発売日 |
1999年6月25日[1](Win) 2001年6月15日(Mac) 2004年11月19日(おかえり!!) 2010年10月7日[2](PSP) |
レイティング |
18禁(PC) CERO:C(15才以上対象)(PSP) |
キャラクター名設定 | 不可 |
エンディング数 | 6 |
セーブファイル数 | 30(PC) |
画面サイズ | 800x600 |
BGMフォーマット | あり |
キャラクターボイス |
なし(PC、Mac版) あり(おかえり!!、PSP版) |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
備考 | PSP版(限定版)の特典はサウンドトラックCD(ボーカル曲入り)、設定資料集(山田一の書き下ろし作品解説、攻略チャートなど) |
本作は「泣きゲー」[注釈 1]の代表作の1つとして知られている[1]。後年に同社の『星空☆ぷらねっと』『家族計画』を手がけることになるシナリオライター、山田一のデビュー作でもある[3]。
2004年11月19日には、音声を追加してCGを差し替えたWin向けリメイク版『加奈…おかえり!!』が高屋敷開発ブランドから発売された。また、パンサーソフトウェアよりXboxへの移植作も予定されていたが、2005年5月27日に発売中止が発表された。しかし、2010年10月7日にはサイバーフロントよりPlayStation Portable(PSP)でリメイク版が発売された[2]。
本作は病のためにありふれた日常生活もままならない妹・加奈の成長と、彼女を支え続ける兄・隆道の心情を、幼年期・中等期・高等期という3つの時代の流れを通して描く。
幼少期、隆道は妹の加奈をいじめてばかりいたが、成長するにつれて考えを改め、加奈に優しくするようになる[1]。また、隆道は恋人と、加奈は自分に好意を抱く異性との関係を通じて、兄妹が互いにひかれあっていることに気づく[1]。
キャストは『加奈…おかえり!!』 / PSP版 / Xbox版の順。
オリジナルの『加奈 〜いもうと〜』は音声なし。Xbox版に関しては予定だったもののため括弧を付けて表記する。
初期出荷本数は約7000本であり、この時点ではヒット作とは呼べなかったが、その後にパソコン通信で好評を得たため、再出荷されるようになった[5]。また、TBSのニュース番組『筑紫哲也 NEWS23』でも本作が取り上げられたことがある[6]。
羽田一弥が書籍『美少女ゲームマニアックス』に寄せたレビューによると、本作はユーザー間で賛否両論が繰り広げられたとされている[1]。羽田自身は設定がありきたりだとしつつも、終盤のどんでん返しを含め、意表を突く部分が多いとし、ありきたりで片づけるには惜しいシナリオだと述べている[7]。そのうえで特に感動したシナリオとしてED2「追憶」を挙げており、加奈が生き延びるエンディングは、多くのバッドエンディングを見てきてこそ初めて意味を成すと述べている[4]。
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