前田速夫
日本の編集者、評論家 ウィキペディアから
人物・来歴
福井県出身。東京大学文学部英文科卒。新潮社に入り文芸編集者となり、初めて担当した作家は武者小路実篤だった。1995-2003年『新潮』編集長を務め、平野啓一郎『日蝕』の持ち込み原稿を一挙掲載した。
退社後は法政大学ほかで講師となり、民俗学などの著作を刊行、2005年『余多歩き菊池山哉の人と学問』で読売文学賞受賞[2]。
著書
- 『異界歴程』晶文社 2003、河出書房新社 2016
- 『余多歩き菊池山哉の人と学問』晶文社 2004
- 『白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って』河出書房新社 2006
- 『古典遊歴 見失われた異空間を尋ねて』平凡社 2012
- 『海を渡った白山信仰』現代書館 2013
- 『白山信仰の謎と被差別部落』河出書房新社 2013
- 『辺土歴程』アーツアンドクラフツ 2013
- 『「新しき村」の百年 〈愚者の園〉の真実』新潮新書 2017.11
- 『北の白山信仰 もう一つの「海上の道」』河出書房新社 2018.11
- 『海人族の古代史』河出書房新社 2020.11
- 『谷川健一と谷川雁 精神の空洞化に抗して』冨山房インターナショナル 2022.4
- 『老年の読書』新潮選書 2022.9
- 『未完のユートピア 新生・新しき村のために』冨山房インターナショナル 2022.12
共編著
脚注
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