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愛知県名古屋市緑区出身のプロ野球選手 ウィキペディアから
内藤 鵬(ないとう ほう、2004年10月5日 - )は、愛知県名古屋市緑区出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。
中国籍の両親の間に生まれる[2]。名古屋市立浦里小学校5年生の時にコーチから勧誘されて野球を始め、名古屋市立千鳥丘中学校在学時はクラブチームの東山クラブでプレー。チームメイトには、同学年にイヒネ・イツア[2]、1学年上に菊田翔友がいた。
多くの強豪校から勧誘を受けた中で、日本航空高等学校石川へ進学[2]。1年夏の2020年甲子園高校野球交流試合ではベンチ外であった。同年秋から三塁手のレギュラーに定着し、2年春の石川県大会では5本塁打を記録[3]。同年秋からは主将を務めた[4]。高校時代は2年春の石川県大会準優勝が最高成績で、甲子園大会出場はなし。3年夏は準決勝で小松大谷に敗れた[5]。高校通算53本塁打。2学年上に嘉手苅浩太がいた。その後、2022年9月5日にプロ志望届を提出した[6]。
2022年10月20日に開催されたドラフト会議で、オリックス・バファローズから2位指名を受けた[4]。11月16日、金沢市内のホテルで仮契約を結び、契約金6000万円、年俸600万円(推定)で合意し、背番号は25に決まった[7]。
2023年、二軍で主に4番打者として起用されていたが、5月5日の阪神タイガース戦(阪神鳴尾浜球場)で走塁中に左膝を負傷し、5月19日に左膝鏡視下外側半月板縫合術を受けた[8][9]。リハビリを経て、10月19日のみやざきフェニックス・リーグで実戦復帰した[9]。11月28日、現状維持となる推定年俸600万円で契約を更改した[10]。
2024年は、春季キャンプ中の2月17日に行われた練習試合で守備の際に左肩を強打し[11]、左肩関節脱臼と診断される[12]。2月28日に左肩鏡視下バンカート修復術と烏口突起移行術を行ったことが球団から発表された[13]。7月に入りウエスタン・リーグ公式戦にて実戦復帰を果たし[14]、9月13日に初めて一軍に昇格[15]。同日の福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム大阪)で、9回裏に石川亮の代打で打席に立ち、初打席は三球で空振り三振となる[16]。同カードの15日の試合では、2回一死の場面で打席が回り、大津亮介の速球を捉え左翼フェンス直撃の二塁打となり、プロ初安打を記録した[17]。
高校通算53本塁打、スイングスピード160km/h以上を誇る強打者で、憧れの選手は中田翔[18]。また、中村剛也の打撃を参考にしている[4]。
前述のように両親は中国人で、家庭内では中国語で会話をしている。ただし、中国に行ったのは小学校時代の1度だけである[2]。
「鵬」という名前は古代中国の伝説に登場する巨大な鳥が由来[18]。
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