児ノ口公園
日本の愛知県豊田市にある公園 ウィキペディアから
日本の愛知県豊田市にある公園 ウィキペディアから
名鉄豊田線・三河線 豊田市駅から徒歩で約10分の中心市街地にある。事業主体は豊田市(市営公園)であり、児ノ口公園管理協会が管理を委託されている[1]。隣接地にある児ノ口社と一体管理されている。面積は約2ヘクタール。
戦後の豊田市では工業化が進行した。昭和30年代中頃には土地区画整理事業によって五六川が暗渠化され、約2ヘクタールの面積を有する都市公園の児ノ口公園が開園した[1]。児ノ口公園には豊田市営プールや野球場などが建設され、ブランコ、ジャングルジム、滑り台などを有する広場もあった[1]。
1991年(平成3年)、既存の児ノ口公園が自然豊かな公園に改修された[2]。2005年(平成17年)、2004年(平成16年)度の土木学会景観・デザイン賞の最優秀賞作品に選定された[3][2]。
1955年(昭和30年)頃から暗渠となっていた五六川が地上に再生され、矢作川の水が導水(矢作川浄化用水導入事業)されたことで魚類・昆虫・野鳥の住処となった[1]。洪水調整池を兼ねている中央部の低地には水田も築かれ、田植えや稲刈りの体験学習に使用されている[1]。東側の国道153号側には、里山景観を形成するために約8000本の木々の植樹がなされた[1]。公園の北側には管理施設の「ちごの庵」がある[1]。
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