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『光をくれた人』(ひかりをくれたひと、The Light Between Oceans)は、2016年のアメリカ合衆国・オーストラリア・ニュージーランドのドラマ映画。M・L・ステッドマンによる『海を照らす光』を原作とし、デレク・シアンフランスが監督・脚本を務めている。製作はドリームワークス、リライアンス・エンターテインメント、パーティシパント・メディア、ヘイデイ・フィルムズが共同で行い、マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソンが出演した。
光をくれた人 | |
---|---|
The Light Between Oceans | |
監督 | デレク・シアンフランス |
原作 |
M・L・ステッドマン 『海を照らす光』 |
製作 |
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製作総指揮 |
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出演者 | |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ |
撮影 | アダム・アーカポー |
編集 |
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制作会社 | |
製作会社 | |
配給 |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ エンターテインメント・ワン リライアンス・エンターテインメント ファントム・フィルム |
公開 |
2016年9月1日 (VIFF) 2016年9月2日 2016年11月1日 2016年11月3日 2017年5月26日 |
上映時間 | 132分[1] |
製作国 | |
言語 | 英語 |
製作費 | $20,000,000[3] |
興行収入 |
$25,968,177[3] $12,545,979[3] 8000万円[4] |
北米ではタッチストーン・ピクチャーズ配給で2016年9月2日に公開された[5][6]。また第73回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、金獅子賞を争った[7]。
第一次世界大戦後、元軍人で灯台守のトム・シェアボーン(マイケル・ファスベンダー)は妻のイサベル(アリシア・ヴィキャンデル)と共に西オーストラリア沖の島で暮らしていた。ある日、夫婦は漂流してきた手漕ぎボートに乗っていた男性と女の子の赤ん坊を発見したが、父親と思われる男性は死亡。生き残った赤ん坊をルーシーと名付け、自らの子供として二人は育て始める。
2012年11月27日、ドリームワークスが映画化権を獲得し、デヴィッド・ハイマンとジェフリー・クリフォードがプロデューサーを務めることが報じられた[8]。2013年9月、デレク・シアンフランスが監督を務めることが発表された[9]。2014年6月、アリシア・ヴィキャンデルがキャストに加わった[10]。2014年7月、さらにマイケル・ファスベンダーとレイチェル・ワイズの出演が報じられた[11][12][13]。パーティシパント・メディアが共同製作として参加する[14]。
制作は2014年9月に始まり、ニュージーランドのマールボロ地方とオーストラリアでの撮影予定が組まれた[15][16]。2014年9月12日、スタッフがニュージーランドのダニーデンとオタゴ半島でロケーション・ハンティングをしていたことが報じられた[17]。10月22日、スタッフはダニーデンの旧ダニーデン刑務所を撮影場所とし、3週間に及ぶ市内での撮影を行った[18]。10月下旬、スチュアート・ストリートでの撮影が行われ、スタッフは旧キング・エドワード・テクニカル・カレッジの前をロケ地に選んだ[19]。撮影は他にポート・チャーマーズでも行われた[20]。その後はセントラル・オタゴのセント・バサンズに移り、1週間撮影し、11月半ばにニュージーランドでの撮影が完了した。蒸気機関車に乗った映像は10月に南カンタベリーのプレザント・ポイント鉄道にある改装された木製の「鳥かご」の客車内で撮られた[18][19]。
11月17日、オーストラリアに移りタスマニア州スタンリーでの撮影が始まった[21]。スタッフの撮影のために街の道路などを改装した[22][23]。
『光をくれた人』はタッチストーン・ピクチャーズの名義でウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給し、ウォルト・ディズニー・スタジオとの契約下で公開される最後のドリームワークス作品となった[24][25][26]。2016年2月、ディズニーは2016年9月2日北米公開を発表した[27]。ワールド・プレミアは第73回ヴェネツィア国際映画祭で行われた[28]。
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