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佐山 陽規(さやま はるき、1950年12月22日 - )は、日本の声楽家、俳優、声優。神奈川県横浜市出身。プロダクション・エコー所属[1]。以前はM・Tプロジェクト、ヴォイスガレージ(業務提携)に所属していた。
神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒業。桐朋学園短期大学演劇科中退。
1972年3月、現「オペラシアターこんにゃく座」の前身である、「オペラ小劇場こんにゃく座」に入座。オペラ小劇場こんにゃく座に13年間在籍。この間に出演したステージ回数は2000回に及ぶ。退座後も『セロ弾きのゴーシュ』などの新作初演に客演として参加。ジローオペラ賞、音楽之友社賞の団体受賞に貢献。
1986年東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』のオーディションに合格。同年帝国劇場での『レ・ミゼラブル』初演では、工場長、コンブフェール、ジャベール警部を演じ、注目を浴びる。その後、数々のミュージカル作品に出演。
ミュージカル俳優の他、海外ドラマやアニメの吹き替えなど、声優の仕事も行っており、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では、体調不良により途中降板した菱谷紘二の後を継いで、大原大次郎(2代目)を演じ、お茶の間に声が知られるようになった。ジャンプ・コミックス『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の第111巻に、巻末コメントを寄せている。このコメントの中で自身を「活字中毒」と述べている。
少コミフラワーコミックス『天は赤い河のほとり』のサウンドシアターCDでは、イルバーニを演じた。
ミュージカルでの歌唱力を生かしてディズニーアニメへの出演も多く『ポカホンタス』の日本語吹き替え版ではジョン・ラトクリフ提督の歌を担当(台詞は有川博)したのが最初、以降も何度か登場人物の歌唱を担当している。 宮本亜門の作品に出演する機会が多いことでも知られる。
M・Tプロジェクトの廃業から、2022年1月からテアトル・エコー放送映画部(現:プロダクション・エコー)所属。
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