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日本の京都府の道路 ウィキペディアから
京都府道655号味土野大宮線(きょうとふどう655ごう みどのおおみやせん)は、京都府京丹後市弥栄町須川から京丹後市大宮町三重に至る一般府道である。
京丹後市弥栄町野間地区の最奥部にある味土野から不通区間を挟み、大宮町の五十河地区から三重地区の国道312号とを連絡する。2016年(平成28年)度に供用された京丹後大宮ICで山陰近畿自動車道との接続[1]されている。
本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年に京都府が第1次認定した路線のひとつである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。
京丹後大宮ICとの接続を予定している大宮町森本周辺では、現道の拡幅や集落の迂回による片側2車線への改良事業が2012年(平成24年)度を目標に進行[5]しており、その一部は既に供用[6]されている。一方で、不通区間に程近い大宮町五十河では平成23年台風第2号の影響による土砂災害の被害を受け[7]ており、異常気象時の走行には特に注意を要する区間である。
不通区間起点側最後の集落である味土野は細川ガラシャ隠棲の里であり、その碑がある[8]。この味土野の東方には落差約20mの味土野大滝があるが、滝へ行く道は未整備に近く危険[9]である。
不通区間終点側は竹野川の源流から川に沿って下るルートである。五十河には小野小町終焉の地の伝説があり、墓所とされる小町塚や、小野小町のブロンズ像がエントランスで出迎える小町公園[10]がある。また、大宮町森本では、山陰近畿自動車道の開通に向けて工業団地を2011年(平成23年)から分譲を開始[11]した。
かつては弥栄町と大宮町に跨がる路線であった。いわゆる平成の大合併により、2004年4月1日に京丹後市として合併したため、同市で完結する路線となった。
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