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日本の千葉県安房郡にあった町 ウィキペディアから
丸山町(まるやままち)は、かつて千葉県安房郡に存在していた町。館山都市圏に属していた。
まるやままち 丸山町 | |||||
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廃止日 | 2006年(平成18年)3月20日[1] | ||||
廃止理由 |
新設合併 富浦町・富山町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町 → 南房総市[1] | ||||
現在の自治体 | 南房総市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 千葉県 | ||||
郡 | 安房郡 | ||||
市町村コード | 12467-2 | ||||
面積 | 44.11 km2 | ||||
総人口 |
5,780人 (2004年8月1日) | ||||
隣接自治体 | 鴨川市、館山市、富山町、三芳村、千倉町、和田町 | ||||
町の木 | ヒノキ | ||||
町の花 | ローズマリー | ||||
町の鳥 | メジロ | ||||
丸山町役場 | |||||
所在地 |
〒299-2592 千葉県安房郡丸山町岩糸2489 | ||||
外部リンク | 丸山町 (Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯35度01分19秒 東経139度57分43秒 | ||||
ウィキプロジェクト |
平成の大合併に伴い2006年(平成18年)3月20日に、同じ安房郡内の富浦町、富山町、三芳村、和田町、千倉町、白浜町と新設合併し、南房総市となったため消滅した[1]。
房総半島南部に位置する。町域は南北に長く南部は太平洋に面し、気候が温暖であるため花の栽培が盛ん。 毎年春になると、町内の至る所で菜の花が咲く。
町内を縦貫する丸山川が町名の由来ともなっている。
町内にある石堂寺は1992年(平成4年)に重要文化財指定された多宝塔を持ち[2]、足利頼氏座像や[3]聖徳太子像[4]、戦に敗れた足利氏の末裔が隠れ住んだことを記した「足利文書」などを所蔵している[5]。
また、莫越山神社は酒造免許を所持して「神饌酒(お神酒)」造りを行っているほか[6][7]、「丸郷神社」では農作物の吉凶占う「筒粥神事」という珍しい神事も伝わっている[8][9]。
千葉県史跡に指定されている「日本酪農発祥の地」の「千葉県嶺岡乳牛試験場」が当町の一角にあり、それを記念して1995年(平成7年)11月8日にその中に歴史資料館として「酪農のさと」が開館した[10][11]。
地中海と同じ緯度に位置することから、1988年(昭和63年)に「風車とローズマリーの里」づくり構想に着手した[12][13][14]。
同年9月にはその構想に基づいて最初の木製風車3基が設置され[15][16]、同年12月には夜間に風車へのライトアップが行われるようになった[17]。1989年(平成元年)には風車10基を増設[18]、1991年(平成3年)には「風車とローズマリーの里」マークを作成し[19]、同年9月22日に「ローズマリー公園」を開園させた[20]。
「ローズマリー公園」には1995年(平成7年)5月4日に古城風の展望台を完成させ[21]、1997年(平成9年)4月23日に「シェイクスピア・カントリー・パーク」を開園させた[22]。
こうした地域活性化策が評価され、1992年(平成4年)度の「農村優良賞」[23]、1994年(平成6年)度の「毎日・地方自治大賞」奨励賞を[24]、1996年(平成8年)度の「手づくり郷土賞」を受賞した[25][26]。
また、こうした地中海風の風景造りと並行して、小野派一刀流の流祖・「小野次郎右衛門」の生誕地であることから、1988年(昭和63年)に「剣の里」づくり構想に着手し[27]、1989年(平成元年)4月14日に「小野次郎右衛門忠明生誕の地公園」を開園した[28][29]。
「朝夷地区」(あさいちく)は、和田町・丸山町・千倉町・白浜町の計4町一帯の通称名である。
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