Loading AI tools
長野県飯山市にある橋 ウィキペディアから
中央橋(ちゅうおうばし)は、長野県飯山市の千曲川に架かる国道403号の橋長365 m(メートル)のエクストラドーズド橋。
中央橋 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長野県飯山市 |
交差物件 | 千曲川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道403号 |
管理者 | 長野県北信建設事務所 |
着工 |
1951年度(昭和26年度)(初代永久橋)[1] 2009年度(平成21年度)(2代目永久橋)[2] |
開通 |
1956年(昭和31年)11月28日(初代永久橋)[3] 2014年(平成26年)12月14日(2代目永久橋)[4] |
座標 | 北緯36度51分9.6秒 東経138度22分9.5秒 |
構造諸元 | |
形式 | 4径間連続エクストラドーズド箱桁橋[5] |
材料 | PC |
全長 | 365.000 m[2] |
幅 | 15.500 m[2] |
最大支間長 | 121.500 m[2] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
本橋は、長野県内の道路橋では初めてとなる、エクストラドーズド橋である。飯山市の中心部に位置し、夏に下流側で花火大会が開催され、飯山市のシンボルとなることから景観に優れるエクストラドーズド橋を採用した[5]。
計画評議会の要望を踏まえ、主桁に変断面を採用することで端部の箱桁高を1.8 mと低く抑え、すり付け区間長を短縮した。また、豪雪地であることから道路を横断する横梁を持たず、凍結が憂慮される鋼床版を回避しコンクリート橋とした[5]。新橋は施行期間が千曲川の非出水期である11月から3月までの5か月間に限られていたため、張り出し架設工法を採用し、非出水期においても施工できるようにした[5]。
新橋でも、風雪防止のために中央部によしずが歩道に張られている[5][6]。
永久橋の架橋以前は飯山下舟橋という木桁橋であった[3]。地域住民の悲願により1956年(昭和31年)に永久橋として中央橋が開通した。優美なランガー橋は地域のランドマークになっていた[1]。1971年(昭和46年)には歩道橋が加えられた[3]。
2008年(平成20年)に、中央橋架け替えの声の高まりの声を受けて、飯山市が長野県に上流への架け替えを提言した。提言書では、可能な限り桁高を抑え、景観や生活環境に配慮した上で、関係者と十分な協議を行い速やかな供用を求めた[7]。
2014年(平成26年)に上流側30 mに新橋が架橋され、取り付け部と合わせた延長815 mが供用された。新橋の供用により、上弦の雪庇による落雪がなくなり、右折車線・広い歩車道が設置され交通が円滑になり、橋桁下が高くなることで安全な洪水流下が可能になった[2][8]。
新橋の完成後、2015年(平成27年)10月から旧橋の解体が行われた[1]。
旧橋の一部は右岸側の国道403号線沿いに展示されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.