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中央橋 (飯山市)
長野県飯山市にある橋 ウィキペディアから
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中央橋(ちゅうおうばし)は、長野県飯山市の千曲川に架かる国道403号の橋長365 m(メートル)のエクストラドーズド橋。

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概要
本橋は、長野県内の道路橋では初めてとなる、エクストラドーズド橋である。飯山市の中心部に位置し、夏に下流側で花火大会が開催され、飯山市のシンボルとなることから景観に優れるエクストラドーズド橋を採用した[5]。
計画評議会の要望を踏まえ、主桁に変断面を採用することで端部の箱桁高を1.8 mと低く抑え、すり付け区間長を短縮した。また、豪雪地であることから道路を横断する横梁を持たず、凍結が憂慮される鋼床版を回避しコンクリート橋とした[5]。新橋は施行期間が千曲川の非出水期である11月から3月までの5か月間に限られていたため、張り出し架設工法を採用し、非出水期においても施工できるようにした[5]。
新橋でも、風雪防止のために中央部によしずが歩道に張られている[5][6]。
- 形式 - 4径間連続PCエクストラドーズド箱桁橋[5]
- 橋長 - 365.000 m
- 最大支間長 - 121.500 m
- 幅員
- 総幅員 - 16.300 m
- 有効幅員 - 15.500 m
- 車道 - 7.500 m
- 車線幅 - 3.250 m(2車線)
- 歩道 - 両側3.000 m
- 着工 - 2009年度(平成21年度)
- 開通 - 2014年(平成26年)12月14日[4]
旧橋の諸元

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歴史

永久橋の架橋以前は飯山下舟橋という木桁橋であった[3]。地域住民の悲願により1956年(昭和31年)に永久橋として中央橋が開通した。優美なランガー橋は地域のランドマークになっていた[1]。1971年(昭和46年)には歩道橋が加えられた[3]。
2008年(平成20年)に、中央橋架け替えの声の高まりの声を受けて、飯山市が長野県に上流への架け替えを提言した。提言書では、可能な限り桁高を抑え、景観や生活環境に配慮した上で、関係者と十分な協議を行い速やかな供用を求めた[7]。
2014年(平成26年)に上流側30 mに新橋が架橋され、取り付け部と合わせた延長815 mが供用された。新橋の供用により、上弦の雪庇による落雪がなくなり、右折車線・広い歩車道が設置され交通が円滑になり、橋桁下が高くなることで安全な洪水流下が可能になった[2][8]。
新橋の完成後、2015年(平成27年)10月から旧橋の解体が行われた[1]。
旧橋の一部は右岸側の国道403号線沿いに展示されている。
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周辺観光地
脚注
外部リンク
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