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下布田町(しもふだまち)は、東京都調布市の町名[3]。郵便番号は182-0000[1]。
東側で国領町(飛地)、西側で上布田町、南側で多摩川(河川)、北側で染地に接する。多摩川の対岸は川崎市多摩区である。
なお多摩川河川敷沿いには、上布田町の西側に小島町、下布田町の東側に国領町の飛地がそれぞれ存在する。
「布田」の地名は、市名「調布」の由来である調として納めた特産物の布を、多摩川で晒していた様子から「布多」と呼ばれるようになったのが起こりで、市内の古社である布多天神社に「布多」の表記が残る。なお多摩川対岸の川崎市多摩区にも「布田」の町名があるが、これは元は同一地域であったものが、過去に多摩川の流路が氾濫により度々変更されたことで、川の対岸へ分断されたものである。
江戸時代には甲州街道に布田五宿が置かれ、国領宿・上布田宿・下布田宿・上石原宿・下石原宿の5つの宿場が設置された。この「上布田」「下布田」の名を、多摩川河川敷沿いの町名に当てたものである。
なお市内で「上布田」「下布田」という場合は、元の宿場町があった甲州街道沿いの地域を指すのが普通で、甲州街道(旧甲州街道・国道20号)沿いに現存する商店街や交差点の名称にも「上布田」「下布田」の名が使われている。
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町域内に小・中学校はない。
多摩川河川敷にある「多摩川五本松公園」は下布田町に位置し[3]、周囲に視界を遮る障害物がないため「ダイヤモンド富士」が見られる撮影スポットとして知られる[5]。
町域北側には、三菱養和会調布グラウンド(染地2丁目)[6]、日活調布撮影所(染地2丁目)などがあるが、いずれも町域からは外れる。
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