三ツ沢公園
横浜市神奈川区にある運動公園 ウィキペディアから
三ツ沢公園(みつざわこうえん)は、神奈川県横浜市神奈川区にある運動公園[2][3]。公園内には、陸上競技場、補助陸上競技場、球技場、テニスコート、馬術練習場などが設置されている。
概要
横浜駅から北西2キロメートルほど、海抜40m前後の丘陵地にある。園内は遊歩道のある林として整備されている。とくに桜の木が多く、開花時期には多くの花見客で賑わう。
公園は神奈川県道13号横浜生田線(新横浜通り)によって北東側と南西側の2つのエリアに分かれ、三ツ沢公園前交差点にある歩道橋で結ばれている。北東側は豊顕寺市民の森(豊顕寺の裏山)につながっている。
歴史
- 1939年 - 神奈川県護国神社外苑が創建。
- 1942年-1943年 - 上記外苑が防空緑地整備事業として整備。
- 1945年5月29日 - 大空襲により護国神社が完成前に消失。
- 1949年10月 - 東側地区にバレーボールコートが整備され、第4回国民体育大会(東京国体)のバレーボール会場として使用される。同時に三ツ沢公園として開園。
- 1951年 - 陸上競技場が完成し、同年の日米対抗陸上競技大会に使用。
- 1955年 - 第10回国民体育大会(神奈川国体)のメイン会場となる。これに合わせて球技場が建設され、国体のラグビー会場として使用。
- 1964年 - 球技場が東京オリンピックのサッカー会場として使用。
- 2008年3月1日 - 日本発条が球技場の命名権(ネーミングライツ)を取得。「ニッパツ三ツ沢球技場」に名称が変更(2021年2月28日までの契約[4])。
- 2017年 - 指定管理者として、横浜市緑の協会・体育協会グループ(横浜市緑の協会と横浜市体育協会のJV)が管理を委託される[2]。
本項の出典:[3]
施設
現存施設
北東側
南西側
- 三ツ沢公園陸上競技場
- 三ツ沢公園補助競技場
- ニッパツ三ツ沢球技場
- テニスコート
- 横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センター
- 神奈川県立スポーツ会館
- 横浜市平沼記念体育館
現存しない施設
- バレーボールコート - 第4回国民体育大会バレーボール競技で使用された。北東側にあったがテニスコートに転用。
- 軟式野球場 - 南西側にあったが横浜市立市民病院の再整備(移転)に伴い取り壊し[5](旧市民病院の跡地に整備予定)
周辺
- 横浜市立市民病院 - 再整備に伴い、2020年に軟式野球場及び古河電工社宅跡地に移転。
- 豊顕寺および豊顕寺市民の森
- 神奈川県立横浜翠嵐高等学校
- 横浜国立大学
- 東洋製罐グループホールディングス綜合研究所
- 古河電気工業三ツ沢社宅 - 横浜市立市民病院の再整備(移転)に伴い取り壊し
アクセス
鉄道
- 横浜市営地下鉄ブルーライン・三ツ沢上町駅より徒歩15分[1][2]。
バス
ギャラリー
- 全景
- バス停付近の様子
- 戦没者慰霊塔
脚注
外部リンク
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