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日本の愛知県海部郡にあった町 ウィキペディアから
七宝町(しっぽうちょう)は、愛知県海部郡にあった町。2010年の廃止時の人口は22,946人。町名は、域内の遠島村(1890年に宝村の大字となる)において江戸末期より七宝焼きによる工芸品の製造が盛んであったことにちなんでつけられた。加賀藩主前田利家の正室まつの生誕地。1960年代頃から東隣にある名古屋市のベッドタウン化が進み人口も2000年代以降も微増状態が続いている。2010年3月22日に同郡甚目寺町、美和町と合併してあま市となり自治体としては消滅したが、合併後はあま市七宝町として新市の町名に残る(旧美和・甚目寺両町は残していない)。
中学校
小学校
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[6]。
その他停留所は設置されていないが名古屋市営バスには七宝町内を通過している路線がある。
七宝焼きとは、工芸技法の名称で、七宝町を発祥由来とする七宝町の焼き物という意味ではなく七宝焼き造りが盛んだったことから七宝町と名づけられた。同じ愛知県内の常滑・瀬戸の焼は、地域呼称由来である。
第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部中央購買本部が六寸花瓶などの大量買い付けを行い好況をもたらしたが、朝鮮戦争が勃発すると注文は激減、原材料も高騰したため業者の転廃業が相次いだ。業者数は、1950年12月時点で12業者[7]、2019年時点で七宝焼生産者協同組合に加入している業者、個人は10となっている[8]。
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