ロバート・アイアノッティ

ロバート・アイアノッティ（Robert Iannotti、1933年1月14日 - 2018年4月17日）は、アメリカの騎手。中央競馬初の外国人騎手である。

来歴

1933年、ロードアイランド州でイタリア移民の子として生まれる。1949年、フロリダ州タンパダウンズ競馬場で騎手デビュー。4年間で414勝を挙げた。

その後、アメリカ第五騎兵連隊の兵士として徴兵され、進駐軍として日本に駐留。日常会話程度の日本語を身に付けた。

除隊が近づくと日本で騎乗できないかと考え、矢野幸夫調教師に相談。1954年11月から調教や厩舎作業を行った。

1955年1月、5人の馬主が身元引受人となり騎手免許試験を受験。同年3月1日、中央競馬初の外国人騎手として騎手免許が交付された。

同年3月5日、東京競馬場第1競走、タジマオーに騎乗し日本での初騎乗初勝利^[1]。同年10月22日の騎乗を最後に帰国した。通算22戦1勝。

2018年4月17日、病院にて死去^[2]。

参考文献

• 『優駿』（日本中央競馬会）2015年4月号、64-65頁。

脚注

1. nihon_calendarのツイート（583104703233310721）
2. “Robert Iannotti Obituary (2018) - Coventry, RI - The Providence Journal”. Legacy.com. 2023年2月16日閲覧。