Remove ads
ウィキペディアから
『ルパン三世 魔術王の遺産』(ルパンさんせい まじゅつおうのいさん)は、2002年11月28日にバンプレストから発売されたアニメ『ルパン三世』を題材にしたPlayStation 2用ステルスゲーム。CEROレーティングはB相当である。
舞台はヨーロッパのとある国にある架空の街「ゴルデンガッセ市」にある難航不落の名城、ハンネヴァルト城。ルパンはそこで開かれるチャリティー美術展に忍び込み、展示物の目玉である「栄誉の水差し」、「勝利の水差し」を狙う。しかし、ルパンが本当に狙っていたのはその二つの水差しが鍵となって現れるとされる、「魔術王」ランドルフ2世の宝であった。
メインキャラクターとして、ルパン、次元、五ェ門、不二子、そして美術展の警備に来ている銭形警部も登場。またゲストキャラクターとして、ハンネヴァルト城の城主テオドール・ハンネヴァルトや、「栄誉の水差し」の持ち主の娘であるテレーゼ・ファウストという少女も登場。
プレイヤーはルパンとなって、フライパンや催眠ガスで警官や銭形を眠らせたり、愛銃ワルサーP38で襲い掛かってくる敵を倒したりしてストーリーを進めていく。また、得意技の変装も可能。警官、観光客、銭形、機動隊員、城の衛兵、招待客、ラーベンクロイツの団員に変装して敵を欺いたりもできる。欺いている途中にうまくいけば相手から時計やフィギュア、警官の身分証などが掏り取れる。
ただし、ワルサーP38はルパンを殺そうと襲い掛かってくる敵にのみ有効であり、銭形や警官などの、ルパンを捕まえるために襲い掛かってくる敵、および一般市民に向かって発砲するとゲームオーバーとなってしまう。これはルパンの「基本的には不必要な暴力および殺人を避けるが、非道な相手には容赦しない」という主義に基づくものであり、続編でもこのシステムが採用されている。
またプレイヤーは基本的にルパンだけだが、劇中で何度か次元と五ェ門でストーリーを進めることもある(その際、どちらかを選択可能)。次元は愛銃のコンバットマグナムで敵を蹴散らし、五ェ門では斬鉄剣で敵のみならず障害物を斬ったりすることができる。
難易度は非常に高く、後に発売されるPlayStation 2用ソフト『ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる』『ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を』を遥に凌駕する内容となっている。特にダンジョン的要素と逐一現れる敵に対しての操作はもちろん、何よりアイテムの発見の難易度が高く、その主要なアイテムが発見されない限り、次のステージには進めない構成になっている。その動きを受けて次作「コロンブスの遺産は朱に染まる」は非常に難易度が低い構成となっている。
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.