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リムーバブルメディア (Removable media) とは補助記憶装置の一種で、記録媒体を駆動装置(ディスクドライブ)から容易に取り外すことのできるもののことをいう。特にディスクメディアをリムーバブルディスクと呼称する。
フロッピーディスクやMO、CD-Rやフラッシュメモリーなどがリムーバブルメディアにあたる。リムーバブルメディアドライブは本稿で記述するものと同様のものだが、まれに外付けのメディアドライブをさす場合がある。本記事で使用している写真は外付けのメディアドライブである。
リムーバブルメディアは狭義にはカートリッジとディスクで構成された記録媒体を指す。さらに、「リムーバブルメディア」という言葉は一般に「フロッピーディスク」より後に広まった言葉であるため、フロッピーを含まないという考えもある。
広義にはホットスワップやプラグアンドプレイが可能な外部ストレージも含めてこう呼ぶ。IDEインターフェイス以外のリムーバブルハードディスクドライブケースやiVDR、マイクロドライブ、USBメモリ、IEEE 1394外付けハードディスクさえもがこれにあたる。
記録媒体が取り外せるということはドライブの重量分だけ軽くなり、携帯に便利になる。また、記憶容量の追加を行う際は記録媒体だけを買い足せば済むため経済的でかつ省スペースとなる。
リムーバブルメディアの種類は実に多いが、磁気テープ系、フロッピーディスク系、ハードディスク系、光磁気ディスク系、光ディスク系、メモリ系とに大別できる。
ストリーマを用い、磁気テープに記録する。媒体の性質上、シーケンシャルアクセスしかできず、読み書きの速度も比較的遅い。ドライブ自体は高価だが、媒体がその価格に比して大容量であるのが特徴。主にサーバ向けのシステム・データのバックアップに用いられる。
フィルム状の磁気ディスクに記録する。
ハードディスクの技術をそのまま流用しているため大容量、高速なアクセスが特徴。
ハードディスクのディスクのみで構成されるメディア。
1台のハードディスクをカートリッジに収めたメディア。
レーザーと磁気を用いて記録し、レーザーで再生する。記録技術のなかで最も耐久性に秀でている。主に長期保存用として使用される。
カートリッジに収められていないものが多い。CD、DVD(DVD-RAMを除く)、BD(BD-REを除く)はドラッグ&ドロップによる記録が出来ない、シーケンシャルアクセスしかできないためシークが頻発する場合に顕著な速度の低下が起きる、ディスクの面寸法が大きいなどの欠点はあるが、パソコンに標準搭載されることが多く、メディア単価も低い。
駆動部がなく、また電気的に読み書きするため高速なアクセスが可能なメディア。高速なアクセスが要求されるシーンでよく用いられる。また、メモリーカードは他のメディアに比べ非常に小型であることから、デジタルカメラや携帯電話(画像データや音楽データの保存)などに広く使われている。
多くはフォーマット的にハードディスクと同等が基本。USBメモリのように手軽に使えるものもあり、データを持ち出して利用する際にもよく使われる。書き換え可能なものについては、約10万回から100万回の書き換えができる。
また、一部の組み込み向けシステムなどにおいては、フラッシュメモリ上にOS・アプリケーションの全データを格納し、HDDの代替品として使用している例もある。
メディアをドライブに装填する方法は、ドライブやメディアの種類により異なる。
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