ラファエル・レオン
ポルトガルのサッカー選手 (1999-) ウィキペディアから
ラファエル・アレシャンドレ・ダ・コンセイソン・レオン(Rafael Alexandre da Conceição Leão, 1999年6月10日 - )は、ポルトガル・セトゥーバル県アルマダ出身のサッカー選手。セリエA・ミラン所属。ポルトガル代表。ポジションはFW。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ポルトガル代表でのレオン(2023年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ラファエル・アレシャンドレ・ダ・コンセイソン・レオン Rafael Alexandre da Conceição Leão | |||||
ラテン文字 | Rafael Leão | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
ポルトガル アンゴラ | |||||
生年月日 | 1999年6月10日(25歳) | |||||
出身地 | ポルトガル・アウマダ | |||||
身長 | 188cm[1] | |||||
体重 | 81kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ミラン | |||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 10 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2006-2007 | アモーラ | |||||
2007-2008 | フット21 | |||||
2008-2017 | スポルティングCP | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2017-2018 | スポルティングCP B | 12 | (7) | |||
2017-2018 | スポルティングCP | 3 | (1) | |||
2018-2019 | リール | 24 | (8) | |||
2019- | ミラン | 164 | (47) | |||
代表歴2 | ||||||
2015 | ポルトガル U-16 | 10 | (2) | |||
2015-2016 | ポルトガル U-17 | 11 | (4) | |||
2016-2017 | ポルトガル U-19 | 17 | (5) | |||
2017-2019 | ポルトガル U-20 | 8 | (2) | |||
2017-2021 | ポルトガル U-21 | 15 | (1) | |||
2021- | ポルトガル | 24 | (4) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月26日現在。 2. 2024年5月26日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
クラブ経歴
スポルティングCP
リスボン近郊の街であるアルマダにて、アンゴラ人の両親の下に生まれた[2]。9歳の時にスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルのユースアカデミーに入団。2017年にBチームに昇格し、2016-17シーズンはBチームで12試合7得点を決め、2017-18シーズンにトップチームに昇格。2018年2月11日のCDフェイレンセ戦でトップチームデビュー。3月3日のFCポルト戦では、相手GKのイケル・カシージャスの股下を抜いてプロ初ゴールを決めるなど注目された[3]。
しかし、2017-18シーズン締めくくりとなるはずだった、タッサ・デ・ポルトガル決勝戦を2018年5月21日に迎えた同月15日、スポルティングの選手やスタッフなどが、ウルトラスに襲撃されるという事件が発生[4]。これを機にルイ・パトリシオやウィリアム・カルヴァーリョなどの生え抜きの選手達が退団を決意し、レオンも追随[5]。
リール

一時はボルシア・ドルトムントのチーム関係者との面会が報じられた[6]、結局8月8日にリールと5年契約を締結。12月16日のニーム・オリンピック戦から4戦連発を含め、7試合6ゴールを決めたことで、フランス国内でキリアン・エムバペと比較する意見が出るようになり、『ポルトガルのエムバペ』と呼ばれるまでに注目を集める[7]。
ACミラン

2019年8月1日、ACミランと5年契約を締結した[8]。2020-21シーズン、9月29日、フィオレンティーナとの対戦で移籍後初得点、このゴールはミランの選ぶ年間最優秀ゴールにも選ばれた[9]。12月20日、USサッスオーロ・カルチョ戦でセリエA史上最速となる開始6.2秒でゴールを決めた(これまでの記録はパオロ・ポッジが2001年に記録した8.1秒でのゴール[10][11])[12]。
2021-22シーズン、優勝がかかるリーグ最終節のサッスオーロ戦でジル―の2ゴールなど3つのアシストを決めて勝利に貢献[13]、リーグ戦では34試合で11ゴール10アシストを決めて11年振りのリーグ優勝に貢献[14]、この活躍から同シーズンのセリエA最優秀選手賞を受賞した[15]。
2022-23シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のナポリとの第2戦、ドリブルで3人を抜き去ってジル―の決勝ゴールをアシスト[16]、チームは16期振りの大会ベスト4入りを果たした[17]。2023年6月2日、ACミランはレオンとの契約を2028年6月30日まで更新した[18][19]。
代表経歴

プロデビュー前の2015年から、ユース世代のポルトガル代表に招集され、2016年にはUEFA U-17欧州選手権で優勝を経験した。
2022年11月23日、ワールドカップカタール大会、グループリーグ初戦のガーナ戦では途中出場して決勝ゴールを決め[20]、決勝トーナメント1回戦のスイス戦でも1ゴールを奪って16年振りのベスト8進出を決めた[21]。
エピソード
個人成績
クラブ
- 2024年5月26日現在
クラブ | シーズン | リーグ戦 | カップ戦 | リーグカップ | 欧州カップ戦 | その他 | 合計 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ディビジョン | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
スポルティングCP | 2017-18 | プリメイラ・リーガ | 3 | 1 | 1 | 1 | — | 1 | 0 | — | 5 | 2 | ||
リール | 2018-19 | リーグ・アン | 24 | 8 | 2 | 0 | — | — | — | 26 | 8 | |||
ミラン | 2019-20 | セリエA | 31 | 6 | 2 | 0 | — | — | — | 33 | 6 | |||
2020-21 | 30 | 6 | 2 | 0 | — | 8 | 1 | — | 40 | 7 | ||||
2021-22 | 34 | 11 | 4 | 2 | — | 4 | 1 | — | 42 | 14 | ||||
2022-23 | 35 | 15 | 1 | 0 | 1 | 0 | 11 | 1 | — | 48 | 16 | |||
2023-24 | 34 | 9 | 2 | 2 | — | 11 | 4 | — | 47 | 15 | ||||
合計 | 164 | 47 | 9 | 4 | 1 | 0 | 34 | 7 | 0 | 0 | 210 | 58 | ||
キャリア合計 | 191 | 56 | 14 | 5 | 1 | 0 | 35 | 7 | 0 | 0 | 241 | 68 |
代表
出場大会
- 2016年 - UEFA U-17欧州選手権2016(優勝)
- 2017年 - UEFA U-19欧州選手権2017(準優勝)
- 2019年 - 2019 FIFA U-20ワールドカップ(グループステージ敗退)
- 2021年 - UEFA U-21欧州選手権2021(準優勝)
- 2022年 - 2022 FIFAワールドカップ(ベスト8)
試合数
- 国際Aマッチ 24試合 4得点(2021年 - )[25]
得点数
# | 開催年月日 | 開催地 | 対戦国 | スコア | 結果 | 試合概要 |
---|---|---|---|---|---|---|
1. | 2022年11月24日 | ![]() | ![]() | 3-1 | 3-2 | 2022 FIFAワールドカップ |
2. | 2022年12月6日 | ![]() | ![]() | 6-1 | 6-1 | |
3. | 2023年3月26日 | ![]() | ![]() | 6-0 | 6-0 | UEFA欧州選手権予選 |
4. | 2024年3月22日 | ![]() | ![]() | 1-0 | 5-1 | 親善試合 |
タイトル
クラブ
- スポルティングCP
- タッサ・ダ・リーガ: 2017-18
- ミラン
代表
- ポルトガル U-17
個人
- セリエA最優秀選手賞: 2021-22
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.