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日本のレコード会社 ウィキペディアから
株式会社メディア・レモラス(MEDIA REMORAS)は、かつて日本に存在したポニーキャニオン傘下のレコード会社。主にアニメソングなどを手掛けていた。
創立時の社長はフジテレビから出向した横澤彪が就任した。社名のレモラスは、コバンザメを意味するレモラに由来し「メディアに密接に張り付いて共に進みたい」との意味を込めての命名である。
1987年に英ヴァージン・レコードとポニーキャニオン[1]の出資で設立した日本法人ヴァージン・ジャパンを前身とし[2]、1992年に英EMIがヴァージン社を買収したため、日本の元子会社をポニーキャニオンが買収し社名をメディア・レモラスとした。[3]
1996年秋に全作品が廃盤となり、後年フィッシュマンズと叫ぶ詩人の会の旧譜はポニーキャニオンから再発売されたが、幽☆遊☆白書関連作品や高橋ひろ・馬渡松子の旧譜は再発売されずベスト・アルバムのみのリリースとなっている。ヴァージン・ジャパンから発売された作品の内、レニー・クラヴィッツやベリンダ・カーライルなどの洋楽作品は東芝EMIへ移管されたが、邦楽作品はメディア・レモラス社名変更後の1993年に鈴木結女と馬渡松子の旧譜のみ再発売され、高見沢俊彦やEPOらの作品は廃盤となっている。
1997年に経営の合理化のあおりを受け、担当であったテレビアニメ『みどりのマキバオー』の放映終了後、親会社のポニーキャニオンに事業譲渡し解散した。
メディアレモラスに在籍した歌手は叫ぶ詩人の会のみポニーキャニオンへ移籍。同社保有の原盤権もポニーキャニオンへ移管されたが、一部スタッフはテイチクが立ち上げた「ワンダーエンターテイメント」に転籍。同社所属だった鈴木結女と椎名恵が移籍。鈴木が同社からリリースした作品は原盤権がテイチクに移管された上で1997年2月・3月にかけワンダーから再発売されている。
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