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『メタルマックス』(METALMAX)は、データイーストより1991年5月24日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト。略称はMM。ジャンルはロールプレイングゲーム。
2010年4月27日よりWiiのバーチャルコンソールにて配信中。2013年1月9日より、ニンテンドー3DS版バーチャルコンソールにて配信された[3]。
1995年9月29日にリメイク作である『メタルマックスリターンズ』(METALMAX RETURNS)がスーパーファミコンより発売された。リターンズの略称はMMR。2011年11月15日よりWiiのバーチャルコンソールで配信された。
『メタルマックスシリーズ』の1作目。荒廃した近未来という舞台設定、人間の白兵戦だけでなく戦車に乗って戦える独特なシステム、西部劇のように賞金首を倒して報酬を得られたり、ストーリーや攻略手順に決められた道筋が無いなど、ファンタジーRPGが主流であった当時において異彩を放つRPG。
TVコマーシャルはたてかべ和也がナレーションを担当。キャッチコピーは「竜退治はもう飽きた!」「戦車と人間のRPG」など。
「大破壊」と呼ばれる災害によって荒廃した世界。物語は、比較的安全な地域に暮らす修理工場の一人息子が、冒険と富と名声に憧れてモンスターハンターを志し、父親に勘当されて家を叩き出されるところから始まる。
主人公および、その仲間となって戦闘に参加するキャラクター。個人的な性質によって設定されているキャラクタークラスによって、戦闘における能力値配分や利用できる装備により向き・不向きがあり、成長すると差異が更に顕著になる。
このほか数多くの賞金首が登場し、中には一騎討ちを挑んでくるものがあるほか、一部の賞金首は特別なイベント演出がある。大抵の賞金首は倒さなくてもゲームの進行に支障は無く、逆に倒さなければ絶対に先に進めない敵は、賞金首ではないことが多い。
以下のシャシーは、リターンズのレンタルタンクとして登場する。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | メタルマックスリターンズ | 1995年9月29日 |
スーパーファミコン | クレアテック 空想科学 |
データイースト | ロムカセット | SHVC-AZMJ-JPN | - | |
2 | メタルマックス | 2010年4月27日 |
Wii | クレアテック | エンターブレイン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | ファミリーコンピュータ版の移植 |
3 | メタルマックスリターンズ | 2011年11月15日 |
Wii | クレアテック 空想科学 |
エンターブレイン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | スーパーファミコン版の移植 |
4 | メタルマックス | 2013年1月9日 |
ニンテンドー3DS | クレアテック | エンターブレイン | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | - | ファミリーコンピュータ版の移植 2022年6月29日配信終了 |
評価 | ||||||||
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|
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計29点(満40点)[5]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.4点(満30点)となっている[6]。また、1998年に刊行されたゲーム誌『超絶 大技林 '98年春版』(徳間書店)では、「車両の改造などがかなり自由にでき、マニアックな面白さがある」と紹介されている[6]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.8 | 3.6 | 3.5 | 3.6 | 3.9 | 4.1 | 22.4 |
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