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ミハイル・イゴルニコフ(Mikhail Igolnikov 1996年10月15日- )はロシア出身の柔道家。階級は90kg級[1]。
2011年のヨーロッパカデ66kg級で優勝すると、世界カデでも決勝で磯田範仁を掬投で破って優勝した[1]。2012年には81kg級まで階級を上げると、ヨーロッパカデで2階級制覇を果たした[1]。2013年にはヨーロッパカデで3度目の優勝を飾ると、ヨーロッパユースオリンピックフェスティバルでも優勝するが、世界カデでは3位に終わった[1]。2014年のユースオリンピックでは個人戦と団体戦でともに優勝するが、世界ジュニアでは個人戦で2位、団体戦では3位だった[1]。2015年には階級を90kg級に上げると、ヨーロッパジュニアで3位、世界ジュニアでは5位だった[1]。2016年のヨーロッパジュニアでは優勝した[1]。2017年にはU23ヨーロッパ選手権で優勝した[1]。2018年にはグランドスラム・デュッセルドルフの決勝でリオデジャネイロオリンピック金メダリストのベイカー茉秋を小外刈で破って優勝した[1]。ヨーロッパ選手権では決勝で世界チャンピオンであるセルビアのネマニャ・マイドフを技ありで破って優勝した[2]。2020年のヨーロッパ選手権ではオール一本勝ちで優勝した[1]。2020年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準々決勝で世界チャンピオンであるスペインのニコロス・シェラザディシビリを絞め落として破るも、準決勝でジョージアのラシャ・ベカウリに敗れると、3位決定戦も敗れて5位にとどまった[3]。2022年のグランドスラム・ウランバートルにはIJF名義で出場すると、決勝でウズベキスタンのダブラト・ボボノフを破って優勝した[4]。2023年のグランドスラム・ウランバートルでは中立の立場で出場して、今大会2連覇を果たした[5]。2024年6月にIOCは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を積極的に支持する選手や軍関係者を除外するIOCの審査基準に該当するとして、イゴルニコフのパリオリンピック出場を拒否した[6]。
66kg級での戦績
81kg級での戦績
90kg級での戦績
(出典[1]、JudoInside.com)
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