マットシュテッテン-ロートリスト新線（マットシュテッテン-ロートリストしんせん、ドイツ語: Neubaustrecke Mattstetten-Rothrist）は、バーン2000計画の一環として建設された2004年12月12日に開通したスイスの高速鉄道新線（NBS: Neubaustrecke）である。ベルン（Bern）近郊のマットシュテッテン（Mattstetten）とオルテン（Olten）近郊のロートリスト（Rothrist）を結んでいる。
概要 マットシュテッテン-ロートリスト新線, 基本情報 ...
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| 時刻表番号 450 (ベルン – オルテン間 高速新線経由) |
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106.1 |
ベルン中央駅（Bern Hauptbahnhof） 標高540 m
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フリブール（Fribourg） - ローザンヌ（Lausanne） -
ジュネーヴ（Genève）方面、ヌーシャテル（Neuchâtel）方面接続
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ロライネ高架橋（Lorraineviadukt） 1080 m
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103.3 |
ベルン・ヴァイラーフェルト（Bern Wylerfeld）
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ミュンジンゲン（Münsingen） – トゥーン（Thun）方面分岐
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103.0 |
ベルン・ヴァンクドルフ（Bern Wankdorf） 高速新線経由列車は通過
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トゥーン - ミュンジンゲン方面合流
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ヴォルブラウフェン（Worblaufen） / ヴォルブレンタル（Worblental） 70 m / 206 m
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レーヒリグート（Löchligut）
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4.9 |
ツォリコーフェン（Zollikofen） – ビール（Biel）方面と、
ツォリコーフェン経由のロートリスト方面在来線分岐
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グラウホルツトンネル（Grauholztunnel） 6295 m
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12.3 |
エスプリ（Äspli） （マットシュテッテン（Mattstetten））
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12.3 |
ブルクドルフ（Burgdorf） – ランゲンタル（Langenthal） – ロートリスト方面への在来線分岐
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在来線アンダーパス
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(17.1) |
ヴィルトクエルンク・ビルヒヴァルト（Wildquerung Birchiwald） 60 m 在来線アンダーパス
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(18.4) |
リュートリンゲントンネル（Rüdtlingentunnel）（チェーストンネル（Chästunnel）） 400 m
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(19.3) |
エンメクエルンクストンネル（Emmequerungstunnel） 1633 m
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(24.4) |
ヴィルトクエルンク・ノイシュレーク（Wildquerung Neuschläg） 60 m
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(30.1) |
ヘリスヴィルトンネル（Heriswiltunnel） 1000 m
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(33.1) |
エンツベルクトンネル（Önzbergtunnel） 3173 m
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37.0 |
ゾロトゥルン - ヴァンツヴィル改良線合流
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37.0 |
ヴァンツヴィル（Wanzwil）
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(36.6) |
ギシュベルトンネル（Gishübeltunnel） 855 m
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ヴィルトクエルンク・バートヴァルト（Wildquerung Badwald） 80 m
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(40.3) |
トゥーンシュテッテントンネル（Thunstettentunnel） 889 m
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(42.9) |
ランゲンタルトンネル（Langenthaltunnel） 1107 m
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(48.2) |
エーゲルテントンネル（Aegertentunnel） 657 m
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ムルク橋（Murgbrücke） 223 m 在来線を横断
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(49.2) |
ムルゲンタルトンネル（Murgenthaltunnel） 4745 m
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55.2 |
ツォリコーフェン - ブルクドルフ - ランゲンタル方面からの在来線合流
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55.2 |
ロートリスト・ヴェスト（Rothrist West）
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56.4 |
ロートリスト（Rothrist） 標高407 m 高速新線経由列車は通過
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アールブルク（Aarburg） - オルテン（Olten）方面と
ツォフィンゲン（Zofingen） - ルツェルン（Luzern）方面連絡線分岐
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プファーフネルン 高速道路A1横断（A1 Pfaffnern） 183 m
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アーレ・ルッポルディンゲン橋（Aare Ruppoldingen） 318 m
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ボルントンネル（Borntunnel） 809 m
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アーレ・アーブルガーシュトラッセ橋（Aare Aarburgerstrasse） 218 m
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ルツェルン - ツォフィンゲン - アールブルク - オフトリンゲン（Oftringen）方面合流
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ビール - ゾロトゥルン - オルテン・ハンマー（Olten Hammer）方面からのジュラシュードフス線合流
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39.3 |
オルテン（Olten） 標高396 m
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アーラウ（Aarau） - チューリッヒ中央駅方面と
ハウエンシュタイン線（Hauensteinlinie）のシッサッハ（Sissach） - バーゼル方面に接続 |
高速新線区間以外の営業キロは、バーゼルSBB駅からオルテン駅経由での距離を示す。
高速新線区間はベルンからの営業キロを示す。 |
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全長およそ52kmで、途中にはヴァンツヴィル（Wanzwil）にゾロトゥルン（Solothurn）へ向かう改良線（ABS: Ausbaustrecke）を分岐させる分岐器2基があるのみである。
最高速度200km/hによりスイスで最も重要な乗換接続駅であるベルン、バーゼル（Basel）、チューリッヒ（Zürich）間の所要時間を1時間以内に短縮することができ、タクトファールプラン（Taktfahrplan）のシステマティックな乗換接続を可能にしている。
マットシュテッテン - ロートリスト間は、スイスで最初にETCSが導入されて本格運用を始めた区間の1つである。当初2004年12月に予定されていたETCSの導入は、技術的な問題により遅延した[1]。2006年7月2日、夜間の試験運転が開始され、21時30分以降の列車はETCSにより最高速度160km/hで運転されていた。その後路側信号方式の従来型信号システムから車内信号方式のETCSへの切換時期は予定よりも早められて、2007年3月18日から全ての列車がETCSを使用した160km/h運転を開始し、2007年12月から200km/h運転が開始される。
ETCSの路側設備としては、無線閉塞センター（RBC: Radio Block Center）や電子信号扱所（electronischen Stellwerk）がある[2]。
1926年から構想されてきたこの新線は、1996年12月から建設工事が始まった。当初の完成予定は2005年とされていた[3]。
in European Railway Review, Issue 3, 2007, S.98
Meldung Baubeginn: Neubaustrecke Mattstetten–Rothrist. In: Eisenbahntechnische Rundschau. 45, Nr. 10, 1996, S. 593.
