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ポータブル・ロック(portable rock)は1980年代に活動した日本の音楽グループ。
1981年にソロ・デビューした野宮真貴(後にピチカート・ファイヴに加入)が、彼女のデビュー・コンサートでバックを務めた、中原信雄、鈴木智文と共に1982年に結成した音楽ユニット[2]。
鈴木さえ子が作曲したシングル曲『春して、恋して、見つめて、キスして』は1986年春にコーセー化粧品のCF曲となったが、セールス的には成功しなかった。
2006年4月15日に新宿LOFTで開催されたムーンライダーズをメインとしたライブで再結成したが、この日の出演がきっかけとなって活動を再開したシネマとは異なり、一夜限りの活動となっている。なおこの日のMCで野宮真貴は「ポータブル・ロック最後の曲です」というべきところを、「ピチカート・ファイヴ最後の曲です」と言い間違い、会場内を大爆笑させた。
2011年には、サエキけんぞうの発案により、『ビギニングス』にボーナス音源を追加し『ビギニングス+5』として再発。ブックレットにはメンバーによるスペシャル対談を収録。再結成ライブも行われた[1]。
2012年に発表された野宮真貴のデビュー30周年記念アルバム、『30 〜Greatest Self Covers & More!!!〜』に、未発表音源である「スウィート・ルネッサンス」がボーナス・トラックとして収録されている。
2022年に発表されたベストアルバム『PAST & FUTURE ~My Favorite Portable Rock』に、厳選された既発曲のリマスターバージョンに加え、新曲2曲が収録された。新曲のレコーディングは20年以上ぶりとなる。
野宮は、幼少期に父が買ってきたカーペンターズ、セルジオ・メンデス、ミッシェル・ポルナレフらのレコードの曲をよく歌っていたという[2]。高校時代にはグラムロックやキッスに傾倒する[2]。その後バンドを結成し、ギターを担当していたが、プラスチックスのボーカル佐藤チカに憧れてヴォーカルへ転向[2]。
この節の加筆が望まれています。 |
起用年 | 曲名 | タイアップ |
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1986年 | 春して、恋して、見つめて、キスして | コーセー「ミスティ フェイス」CFソング |
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