Remove ads
ウィキペディアから
『ホーリートーカー』(英: Holy Talker)は、綾峰欄人による日本の漫画作品。講談社の漫画雑誌『月刊少年ライバル』2008年5月号(創刊号)から2010年4月号まで連載された。話数表示は「第○節」。タイトルは「聖なる囁き」を意味する。
現代の日本を舞台とした悪魔祓いを題材としているダーク・ファンタジー作品であり、ストーリーには世界各地の歴史や民間伝承などの要素(特にキリスト教関連)も織り込められているため、『月刊少年ライバル』に掲載されている作品群の中では比較的対象年齢の高い部類に入る。
2010年2月号から第2部『ホーリートーカー 聖霊を従う者』が開始されたが、4月号掲載の第2部第3節をもって連載休止となった。休載の理由は不明であり、再開時期は未定とされていた。しかし、休載中に掲載誌の『月刊少年ライバル』が休刊となり、移籍等の発表もなく[注 1]連載再開の目処はたっていない。休載の同時期に、作者は『週刊少年マガジン』にて別作品『鬼若と牛若 Edge of the World』の連載を開始している。なお作者の綾峰はTwitter上で続編を描くことへの意思を示している[1]。
東京都に位置する聖白百合学院の生徒会執行部は、高等部の1年生・高山煉瓦を部長とする少年少女によって構成されている。彼らは神々に選ばれた聖母の使徒と呼ばれる存在であり、人間界に跳梁跋扈する邪悪な怪物・悪魔を退ける祓魔師(エクソシスト)としての使命を負っていた。
学院が新学期を迎える4月、入学式を無事に終えた学院内部に悪魔が出現する。煉瓦達執行部員は共に連携して悪魔を封印しようと試みるが、封印に必要な聖杯が突然謎の作用により砕け散り、窮地に立たされる。
煉瓦達の危機を救ったのは、その日学院に編入してきた少年・天草千歳だった。彼の背中に漆黒の翼が出現したかと思うと、煉瓦達が苦戦していた悪魔を一瞬にして消し飛ばしたのだった。千歳の体には、他の悪魔を滅しその魂を喰らう最強の悪魔が憑依していたのである。
千歳の素性に警戒心を抱く煉瓦だったが、人々を悪魔から守ろうとするひたむきな千歳の姿に心を動かされ、徐々に彼のことを仲間として認めていった。千歳を一員に加えた執行部はやがて、魔界の王復活を目論む邪悪な魔人・公爵(シェイド)たちとの戦いに巻き込まれてゆく。
単行本第4巻限定版付録として製作。原作第1節「片翼の悪魔」、第2節「桜の樹に祈る思い」をドラマ化[9]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.