ジャンニ・ヴェルサーチェS.p.A.は、1978年にジャンニ・ヴェルサーチェにより設立したイタリアのファッションブランド。

概要 種類, 業種 ...
Versace
種類
非公開
業種 ファッション
設立 1978
創業者 ジャンニ・ヴェルサーチ ウィキデータを編集
本社
イタリア
主要人物
ジャンニ・ヴェルサーチェ, 設立者
サント・ヴェルサーチェ英語版,会長兼CEO
製品 織物 - アパレルメーカー
売上高 減少 1億627万 (2010)
従業員数
523
ウェブサイト versace.com
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2018年9月25日、マイケル・コースホールディングスがヴェルサーチェを21億2000万ドルで買収すると決定。ジミーチュウ、ヴェルサーチェを傘下にしたマイケル・コースホールディングスは社名をカプリホールディングス英語版に変更。2019年3月までに買収手続きを終える予定。これにより長年続いていた家族経営から体制が変わることとなった。

2018年10月1日をもって株式会社ヴェルサーチ・ジャパンは、日本におけるブランド名のカタカナ表記を「ヴェルサーチェ」、会社商号を「株式会社ヴェルサーチェジャパン」へ変更した。英語表記は変わらずブランド名は「Versace」、会社名は「Versace Japan Co., Ltd.」のままとなる。 

概要

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Versaceストアミラノイタリア

ジャンニ・ヴェルサーチェが1978年にミラノに第1号店をオープンしたことに始まる。1997年にジャンニが殺害された後は、ジャンニの妹のドナテラ・ヴェルサーチェが引き継いで専任デザイナーに就任した。

アパレル商品、バッグ、靴など小物類のほか、メーカーとのライセンスで香水も展開している。

主なブランド名

  • ヴェルサーチェVersace, ヴェルサーチ)
  • ジャンニ・ヴェルサーチェGianni Versace, ジャンニ・ヴェルサーチ)
  • ヴェルサーチェ・ジーンズ・クチュールVersace Jeans Couture , VJC
  • ヴェルサーチェ・クラシックVersace ClassicV2
  • ヴェルサーチェ・スポーツVersace Sport
  • ヴェルサスVersus
  • イスタンテIstante

なお、ヴェルサーチェの英語読みは[vəɹˈsɑːtʃiː]で、日本語では「ヴァーサーチー」に近い。しかし原音は[verˈsaːtʃe]となり、こちらは「ヴェルサーチェ」に近い。日本語では「ベルサーチ」と表記されることも多い[1]

日本での販売総代理店は、ヴェルサーチェジャパンウエニ貿易サンフレールである。

ブランドの戦略

1994年にエリザベス・ハーレイが着用した黒のヴェルサーチのドレス英語版が話題で有名となった[2]。 その他1991年のシンディ・クロフォード赤のヴェルサーチのドレス英語版、2000年のジェニファー・ロペスジャングルドレス英語版が話題となった。

まためがね製造会社ルクソティカとの提携により、めがねも製造されている[3]

2000年にはオーストラリアゴールドコーストにパラッツォ・ヴェルサーチェ・ホテルをオープン。内装やインテリアなど、全てがヴェルサーチェのデザインである。2軒目はドバイ[4] にオープンする予定。最近、腕時計業界に本格参入した。

2009年、ヴェルサーチ・ジャパンは、世界不況のあおりもあり、 東京紀尾井町の本店、百貨店内の店舗2店とアウトレット1店の国内直営店全4店舗を閉店させ、かつてドル箱と言われた日本から一時撤退。2011年秋冬シーズンより新たな経営体制にて再上陸した。

2013年レディー・ガガを2014年春夏コレクションのキャンペーンモデルに起用。ガガが2011年に発売したジ・エッジ・オブ・グローリーのミュージックビデオでヴェルサーチを着用した事から親交を深めたという。ファッション広告にガガが登場するのはこれが初めてである[5]

2014年マドンナを2015年春夏コレクションのキャンペーンモデルに起用。マドンナを起用するのは4回目である[6]

タイアップ

1980年代中頃にはアメリカ高級車であるリンカーンとタイアップして内外装をヴェルサーチが仕上げたリンカーン マーク7英語版「ヴェルサーチ・デザイナー・シリーズ」を発売していた。

その他のタイアップ
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ランボルギーニ・ムルシエラゴLP640 ヴェルサーチ(2006年)
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2003年ダカール・ラリー英語版出場のニッサン・モータースポーツ・インターナショナルサファリ Y61系日産・パトロール)の車体に『versace sport』のステッカー

脚注

関連項目

外部リンク

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