フレンズ・アレーナ
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ナショナルアレーナン(Nationalarenan、スポンサー名義でフレンズ・アレーナ、2024年7月よりストロベリー・アレーナ[2])は、スウェーデン・ストックホルム県ソルナにある開閉式屋根の多目的ナショナルスタジアム。サッカースウェーデン代表とAIKソルナがホームスタジアムとして使用している。
ナショナルアレーナン Nationalarenan | |
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施設情報 | |
所在地 | スウェーデン ストックホルム ソルナ |
位置 | 北緯59度22分21秒 東経18度00分00秒 |
起工 | 2009年12月7日 |
開場 | 2012年10月25日 |
所有者 | スウェーデンサッカー協会, Folksam, Solna Municipality, Jernhusen, Peab, ファベージ[1] |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105m × 68m |
建設費 | 約3億ユーロ |
設計者 |
ベルグ CFメラー建築設計事務所 Krook & Tjäder POPULOUS |
建設者 | ピーブ |
ウェブサイト | friendsarena.se |
旧称 | |
スウェドバンク・アレーナ (2007年-2012年) | |
使用チーム、大会 | |
サッカースウェーデン代表 (2012年-) AIKソルナ (2013年-) UEFA欧州女子選手権2013 UEFAヨーロッパリーグ 2016-17 決勝 | |
収容人員 | |
50,000人 (国際Aマッチ) 50,653人 (サッカー) 65,000人 (コンサート) | |
アクセス | |
#アクセスを参照 |
フレンズ・アレーナは、2009年に着工し、2012年に完成。なお、竣工後にここより2km離れた場所にあるロースンダ・スタディオンは取り壊しが決定され、75年の歴史に幕を下ろした[4]。建設工事着工以前の2007年10月から国内の銀行であるスウェドバンクへスタジアムの命名権を売却し、「スウェドバンク・アレーナ」 (Swedbankk Arena)と命名されていた[5]。しかし、スタジアムが完成する前の2012年3月28日、同銀行は日本のNPO法人にあたるFriends財団へ命名権を無償で譲渡したため、以降は「フレンズ・アレーナ」 (Friends Arena)と呼称されている[6]。
冬季は気温が低く、屋外でのサッカーの試合が難しいストックホルムにおいてもサッカースウェーデン代表などの国際Aマッチを開催するため、そして1年を通して良質な芝を養生するためにオランダのHollandia社製の開閉式屋根が付設されている[7]。屋根の東西を繋ぐ8本の鉄骨の上を車輪で滑らせて開閉させ、可動部の屋根はピッチサイズをわずかに上回る107×80mとなっている[8]。また、サッカーの他、音響設備やピッチ中央の天井部分に映像装置を設置するなど、大きなコンサートなどのイベントも開催することが可能である[9]。
スタジアム初の国際Aマッチは2012年11月14日に行われたスウェーデン代表対イングランド代表の親善試合であり、4-2でスウェーデン代表が勝利した[10]。なお、スウェーデンの4点目にあたるズラタン・イブラヒモヴィッチによるゴールから25mの位置で蹴ったオーバーヘッドによる得点は、この年のFIFAプスカシュ賞を受賞した[11]。
日付 | ホームチーム | 結果 | アウェーチーム | 備考 |
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2012年11月14日 | スウェーデン | 4-2 | イングランド | スタジアム初の国際Aマッチ |
2017年5月24日 | アヤックス・アムステルダム | 0-2 | マンチェスター・ユナイテッドFC | UEFAヨーロッパリーグ 2016-17 決勝 |
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