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ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー(FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY)は、スクウェア・エニックスから発売されているコンピュータRPG「ファイナルファンタジーシリーズ」内の作品群、およびそのプロジェクト名。各作品の舞台設定は異なるが、一つの神話を共有している。「ファブラ ノヴァ クリスタリス」は「新しいクリスタルの物語」を意味する。
ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー | |
---|---|
ジャンル | コンピュータRPG |
開発元 | スクウェア・エニックス |
発売元 | スクウェア・エニックス |
1作目 |
ファイナルファンタジーXIII (2009年12月17日) |
最新作 |
ファイナルファンタジーXV (2016年11月29日) |
登場人物のライトニングを物語の核とする一つの世界を描いた以下の作品(FF13シリーズ三部作)。
このプロジェクト名はラテン語であるという内容の公式アナウンスがあるが[4]、「クリスタルの」という意味にはならない。「クリスタル」を意味するラテン語"crystallum"(古典式の発音では「クリュスタッルム」、後代の慣用で「クリスタルム」とも)は第二変化名詞であり、「クリスタルの」という意味にするためには、"crystalli"(クリュスタッリー/単数属格)か"crystallorum"(クリュスタッロールム/複数属格)としなければならない。綴りが"crystallis"(クリュスタッリース)となるのは複数与格と複数奪格のみであり、「クリスタルの」という意味にはならない。
初公表となった2006年5月8日時点でのプロジェクトの名称は「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII」であり、当初『ファイナルファンタジー零式』は『ファイナルファンタジー アギトXIII』、『ファイナルファンタジーXV』は『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』というタイトルで共に『FFXIII』シリーズの一部とされていた。開発スタッフの野村哲也によれば、当初は「『アギトXIII』も『ヴェルサスXIII』も外伝のような位置づけではなく、それぞれが『XIII』」であり、「名前は単に無印(むじるし)の『XIII』と区別するためのもの[5]」としており、今後もこのプロジェクトに属するタイトルが発売される可能性が示唆されていた[6]。
しかし、2011年1月18日に『ファイナルファンタジー アギトXIII』が『ファイナルファンタジー零式』に改題されたことに伴い、プロジェクト全体の名称も「XIII」を除いた「ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー」に変更された(同時に、それまでは断片的にしか語られていなかった具体的な神話の内容も明らかにされた)。さらに2013年6月10日には『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』も、ファイナルファンタジーシリーズの15番目のナンバリングタイトルとなる『ファイナルファンタジーXV』に改題され[7]、結果として「XIII」を冠する作品はライトニングサーガの3作品という形になった。
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