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『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』(ファイナルファンタジータクティクスエーツー ふうけつのグリモア、FINAL FANTASY TACTICS A2、英語: Final Fantasy Tactics A2: Grimoire of the Rift、略称: FFTA2など)は、スクウェア・エニックスより2007年10月25日に発売されたニンテンドーDS用シミュレーションRPG。『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)』(2003年)の続編。
『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウィング(FFXIIRW)』(ニンテンドーDS)、『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』(PSP)に続くイヴァリース・アライアンス第3弾。夏休みに本を読んでいた主人公・ルッソが異世界に飛ばされることから物語が始まる。『ファイナルファンタジーXII(FFXII)』、『FFXIIRW』のキャラクターが登場することからわかる通り、同作から数年後の別の地方が舞台となっている。『FFTA』の続編となるタイトルではあるが、一部のキャラクターが登場するだけで物語に直接の繋がりはない。
学校の図書室に本の整理をしにやってきたルッソは一冊の不思議な本を見つける。途中から何も書かれていない本の最後のページには「空白を埋める者、その名を告げよ」と書かれていた。軽い気持ちで自分の名前を書き込んだルッソだったが、本が光を放ち、不思議な空間を通り抜け見知らぬ場所に落ちてきてしまう。異世界イヴァリースにて、新たな物語が始まる。
今作の舞台であるイヴァリース・ユトランド地方は『FFXII』のイヴァリースの西部に位置し、ロアル大陸、オーダリア大陸の2つの大陸を指している。また、前作とは性質の異なる「ジャッジ」と「ロウ」が存在しているほか、ヒュムを始めとした多くの種族が暮らしている。主に五つの地域に分類され、それぞれを各地の領主が治めている。前作のように現実世界が作り変えられたわけではなく、異世界であるイヴァリースに主人公が迷い込んでしまったという設定である。
前作との大きな変更はないものの細かいルールが変更されている。
今作ではボスユニットに3×3のマスを占領し、移動しないタイプのものが多数存在する(デカトリス、ラフレシアなど)
クエストなどでサブストーリーとして何度も登場するキャラクターには特別にイラストが用意されている(バウエン、ラブリーボイスなど)
アビリティが宿る武器を装備した状態で(クエストクリアによって)アビリティポイント(AP)を貯めることで使えるようになる。習得可能アビリティは大別してアクション、リアクション、サポートの3種になり、前作にあったコンボアビリティは廃止された。
特殊なアクセサリーを装備することによって神獣召喚のコマンドが追加される、外すと無くなる。
一度、行動を成功させるとたまる「スマッシュゲージ」を一定値貯めることで、神獣が召喚可能になる。
複数のアクセサリーを装備することで複数の神獣を一回の戦闘で一人のユニットが召喚することが可能だが、一種類の神獣は一回の戦闘で一度だけしか召喚できない。
いくつかの駒が1つの地域にまとめられ、地域単位で移動する際に日数がカウントされる。また、クエストをクリアした際にも日数が経過する。
戦闘系統のクエストでも一部は派遣で済ませられるようになった。
敵を倒したとき(ゾンビ、ゴーストは除く)、エンゲージが終了したときなどに「おたから」が手に入り、それを持っていることでクエストを受けられる。
手に入れた「おたから」の組み合わせによって、製錬された装備品はショップで購入できるようになる。一度購入したら再び製錬しないといけないものもある。
本作にはノーマル、ハードのモードがある。ハードはノーマルに比べ、敵の攻撃力が上昇する。
セーブスペースは2つある。
ユトランドを中心に活躍する女性アイドルグループ。クランとしての実力も確かで、クエストをこなしたり、クランリーグに参加したりしている。ファンも多いが、特に二人の異常な追っかけ君がいる。
有名な凄腕賞金稼ぎクラン。報酬さえあればどんな仕事も請け負うと言われる。何事も慎重かつ確実に行う。
ダルマスカ王国王都ラバナスタの強豪クラン。前期のクラントーナメント優勝チーム。モーニ、マッケンロー、カロリーヌ、エメットなど、前作の初期メンバーが名をつらねる。現在はバンサトがリーダー代行を務めている。
ユトランド地方にて暗躍する謎の組織。表の顔である慈善企業カームカンパニーはユトランド全域を掌握するほどの勢力を持っている。
ユトランド制圧をたくらむ他国の組織。デュアルホーン四天王が指揮を務める。サブクエストの中では最長クラスのストーリーが設けられている。特定の期間中、オークションに参加してくる。
力ある戦士と闘うことを望む集団。赤・青・緑・黒・白の魔道士5人あわせて五王とよばれる。実力は確かなもので、多くのものが彼らの前に敗れた。メンバーの名前はそれぞれの色をフランス語にしたもの。 はじめは一人ひとりと戦っていくが、白王を倒すと5人同時に戦えるようになる。他の敵と比べレベルが段違いに高い。
オークションに参加したり、クエスト外で戦闘が発生したりするクラン。
前作の5種族に加え、本作では新たに「シーク族」「グリア族」の2種族が仲間に出来る種族として登場している。
神獣はFF12までのFF本編シリーズの敵を、イヴァリースシリーズでのゾディアック(黄道十二宮)の概念に当てはめた仕様となっている。(以降ゲーム内アイテムソート順)
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