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『ビアンカ』(イタリア語: La viaccia)は、1961年(昭和36年)製作・公開、マウロ・ボロニーニ監督のイタリア・フランス合作映画である[1][2]。
ビアンカ | |
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La viaccia | |
監督 | マウロ・ボロニーニ |
脚本 |
ヴァスコ・プラトリーニ パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ マッシモ・フランチオーザ |
原作 | マリオ・プラテージ |
製作 | アルフレード・ビニ |
出演者 |
ジャン=ポール・ベルモンド クラウディア・カルディナーレ ピエトロ・ジェルミ |
音楽 | ピエロ・ピッチオーニ |
撮影 | レオニーダ・バルボーニ |
編集 | ニーノ・バラーリ |
製作会社 |
アルコ・フィルム、ガラテア・フィルム SGC |
配給 |
ティタヌス SGC 大映 |
公開 |
1961年6月13日 1961年8月15日 1963年1月6日 |
上映時間 | 100分 |
製作国 |
イタリア フランス |
言語 | イタリア語 |
本作は、1961年、イタリアの映画プロデューサーアルフレード・ビニが経営する製作会社アルコ・フィルムと、イタリアの製作会社ガラテア・フィルム、フランスの映画会社SGCが共同で製作を開始、トスカーナ州フィレンツェ県フィレンツェ等でロケーション撮影を行い、完成した作品である[1]。マリオ・プラテージの小説 L'eredità (1889年)を原作に、ヴァスコ・プラトリーニ、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、マッシモ・フランチオーザの3人が脚本を執筆した[1]。映画監督のピエトロ・ジェルミが、主演のジャン=ポール・ベルモンド、クラウディア・カルディナーレに次ぐ重要な役で出演している[1]。
同年5月3日に開催された第14回カンヌ国際映画祭のコンペティションに出品された[1]。その後、まずSGCが配給してフランスで6月13日、その後ティタヌスが配給してイタリアで8月15日にそれぞれ公開された[1]。翌1962年(昭和37年)、ナストロ・ダルジェント賞において、ピエロ・トージが衣裳賞、フラヴィオ・モゲリーニが美術賞をそれぞれ受賞した[1]。
日本では、1963年(昭和38年)1月6日、大映(のちの角川映画、現在の角川書店)が配給して、劇場公開された[3]。2011年(平成23年)2月現在に至るまでDVD等のビデオグラム販売等は行われていない[4]。
2009年(平成21年)9月5日に開催された第66回ヴェネツィア国際映画祭で上映されている[1]。
※括弧内は日本語吹替(初回放送1968年5月30日『木曜洋画劇場』)
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