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フラヴィオ・モゲリーニ(Flavio Mogherini, 1922年3月25日 - 1994年4月23日)は、イタリアの美術監督、美術デザイナー、衣裳デザイナー、映画監督である[1][2]。
1922年3月25日、イタリア王国のトスカーナ州アレッツォ県アレッツォに生まれる[1]。イタリア国立映画実験センターを卒業、映画界に入る。
第二次世界大戦後の1947年、フィリッポ・ヴァルテル・ラッティ監督の『エレオノーラ・ドゥーゼ』の美術デザイナーとしてクレジットされたのが、もっとも古い記録である[1]。1950年代に入り、マリオ・モニチェリとステーノが共同監督するコメディ映画の美術や衣裳を多く手がけ、1950年代末には、ピエトロ・フランチーシが監督した『ヘラクレス』(1958年)や『ヘラクレスの逆襲』(1959年)等のソード&サンダルと呼ばれる剣戟映画の美術を手がける[1]。
1960年代に入ると、ピエル・パオロ・パゾリーニやロベルト・ロッセリーニといった世界的な映画作家の作品の美術を手がけると同時に、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督の『結婚戦争』(1966年)や『女性上位時代』(1968年)のようなイタリア式コメディのスタイリッシュな美術を造形した[1]。1962年には、ナストロ・ダルジェント賞において、マウロ・ボロニーニ監督の『ビアンカ』での美術が評価され、ナストロ・ダルジェント美術賞を受賞した[1]。
1972年、『働きたくても何すりゃいいんだい?』で監督業に進出、1975年に美術デザイナーを務めたマルコ・ヴィカリオ監督の『あゝ情熱』を最後に、監督業に専念した[1]。
一部を除きインターネット・ムービー・データベースに掲載された一覧である[1]。
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