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ハマヤマトシジミ(浜大和小灰蝶、Zizeeria karsandra)は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ヒメシジミ亜科に分類される蝶の一種。
翅裏は灰色で、黒から濃灰色の斑紋を散らす。翅表には青色の構造色が見られる個体もいる。
ヤマトシジミと似るが、それよりもいくらか小さく不活発。
成虫は周年発生する。越冬態は不明。卵は花穂や葉に、固めないで単独で産みつけられる[1]。
幼虫の食草として、次のものが報告されている[2]。
主にインド・オーストラリア区に分布する。地中海南岸・インド・スリランカ・アンダマン・ニコバル諸島・ミャンマー・タイ王国・マレーシア[3]・インドネシア・フィリピン・ニューギニア・オーストラリア北部・東部[4]などの地域で確認されている。
日本国内では八重山列島、宮古列島、沖縄諸島に分布していた(1998年)が、環境の変化により現在の分布地は縮小している[1]。
(環境省レッドリスト、2012年版)
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