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ニコル・ベルジェ(Nicole Berger、1934年6月12日[2] - 1967年4月13日)は、フランスの女優である。本名はニコル・グースペール(Nicole Gouspeyre)[1]。
画像外部リンク | |
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1954年撮影 (Dimitri Kessel) | |
Nicole Berger LIFE Image |
パリで生まれる。映画界にデビューする前に、短い期間、演劇の舞台での経験がある。
1952年3月8日、17歳のときにフランスで公開されたジャック・ド・カザンブロ監督の映画『ジョスラン』で主人公の妹役で映画界にデビューした。同作では「ニッキー」名義であったが、すぐに「ニコル・ベルジェ」の芸名を得た。1954年、クロード・オータン=ララ監督の『青い麦』で、主役に近いヴァンカ役に抜擢され、注目を集めた。
1957年、まだ短篇映画しか撮ったことのないジャン=リュック・ゴダールが、短篇『男の子の名前はみんなパトリックっていうの』を撮るにあたって、ベルジェをヴェロニク役に起用した。同作はゴダールの映画の仲間であるエリック・ロメールとの連作で、ロメールは翌1958年、ベルジェを主役に『ヴェロニクと怠慢な生徒』を撮った。両作は、ゴダールとロメールが長篇デビューしたのちに注目され、上映された。当時俳優専業だったジャン=ピエール・モッキーの監督デビュー作『今晩おひま?』(1959年)、フランソワ・トリュフォー監督の『ピアニストを撃て』(1960年)、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ監督の『非難』(1962年)といった、ヌーヴェルヴァーグの映画作家たちの作品に、つぎつぎに出演した。
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