ナコーンシータンマラート県
タイの県 ウィキペディアから
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ナコーンシータンマラート県(ナコーンシータンマラートけん、タイ語: จังหวัดนครศรีธรรมราช)は、タイ王国南部の県(チャンワット)の一つ。ソンクラー県、パッタルン県、トラン県、クラビー県、スラートターニー県と接し、タイランド湾にも面する。
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国 | タイ王国 |
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県庁所在地 | ムアンナコーンシータンマラート郡 |
面積 | 9,942.502 km² |
人口 | 1,541,843 人 (2013年) |
人口密度 | 155.07 人/km² |
ISO 3166-2 | TH-80 |
県はタイランド湾に面し、マレー半島に位置する。その地域のほとんどは森林地帯であり、タイ南部最高峰の1,835mのルワン山がある。このルワン山の地域はカオルワン国立公園に登録されている。
ナコーンシータンマラートは、古代のタンブラリンガ国(中: 单马令[1]、リゴール王国 - Kingdom of Ligor)の首都リゴールの地であった。シュリーヴィジャヤ王国の勢力が及んだこともあった。その後スコータイ王朝・ラームカムヘーン大王が攻めて来るに及んでその領土となった。後にこの領土はアユタヤ王朝に受け継がれた。17世紀始めには山田長政がリゴール王に任じられ、この地で毒殺された。チャクリー王朝時代、1932年にナコーンシータンマラート県が成立、タイ南部の要衝として軍都となった。
県章は311年に建てられたとされる(実際は13世紀頃)、パゴダ、プラ・ボーロマタートチェーディーが描かれている。このパゴダは現在ワット・プラマハータートウォーラウィハーン(仏教寺院)の境内にある。そのパゴダの回りには十二支がデザインされている。この十二支はナコーンシータンマラート王国時代の属国あるいは地方主要都市を代表しているとされる。詳細は以下の通り。
県木はオオマメノキ(Adinobotrys atropurpureus; シノニム: Callerya atropurpurea、Millettia atropurpurea)、県花はナンバンサイカチ(Cassis fistula)。
ナコーンシータンマラート県は23の郡(アムプー)に分けられ、その下位に165の町(タムボン)と、1,428の村(ムーバーン)がある。
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